大切な医療情報を扱うため、依頼元施設と弊社の間のネットワークは、セキュリティを重視したものである必要があります。施設の規模やコストに応じて、複数の接続回線からお選びいただくことが可能です。
いずれの回線の利用においても、情報の暗号化と通信経路の限定を行なっており、情報が漏洩しないような対策を行なっています。
お選びいただける回線種別
NTT西日本フレッツVPNワイド
NTT西日本の光ファイバーであるフレッツ光回線を利用します。インターネットを経由せず、NTTの地域IP網を経由し弊社に接続されます。ほぼ専用線に近い感覚で使用可能です。帯域は保証されずベストエフォートでの提供になりますが、実際は十分な通信速度を得ることが可能です。すべての施設におすすめしています。IPv6通信が可能な環境の場合は、NTTに追加料金不要でVPN接続可能な方法もあります。導入時にご相談ください。
・ネットワーク敷設初期費用:工事費数万円+機器費用がかかります。詳細は、現地調査の上決定します。既存のフレッツ回線を利用する場合は敷設初期費用は必要ありません。
・毎月の通信費用:回線使用料金月5000円程度(既設回線の場合は不要)+VPN使用料月2000円程度+ルータレンタル費用月5000円程度となります。
インターネットVPN
インターネット上でSSL-VPNやIPsecを利用してVPNを構築して通信を行います。既設インターネット回線を利用しますので、ゲートウェイPCや設置場所にLAN配線が存在する場合、初期費用や毎月の通信費用の追加は必要ありません。ただし、施設内インターネットと共有しますので、他のインターネット通信が遅くなったり、様々な要因での通信速度の変動や通信切断の可能性があります。インターネットに接続されますので、施設のセキュリティポリシーに抵触する場合はご利用いただけませんが、最近はこちらが主流となってきています。
・ネットワーク敷設初期費用:0〜数万円程度かかります。(設置場所にインターネットLANが既設の場合は追加費用なし)
・毎月の通信費用:既設インターネットを利用するため追加料金はありません。