メッセージ

 私たちは「質の高い画像診断をより広く効率的に提供し、医療への貢献を実現する」を理念に掲げ、平成17年の設立以来、診断の質を高く維持する仕組みづくり、診断を効率的に提供する仕組みづくりを続けてまいりました。
 例えば専属常勤医が読影センターに集まって診断するスタイルもその一つです。
 一般に遠隔画像診断は非常勤医によって行われる場合が多いですが、弊社では設立初期に専属常勤医主体の読影に切り替え、今ではこれが互いに能力を高め合い、質を担保していくための重要な要素となっています。

 社会の高齢化、医療技術の高度化をうけて医療サービスへの期待が高まっていく中、画像診断において「質の高さ」と「効率的なシステム」の重要性は増す一方です。設立当初と比べると在籍する医師は増え、業務規模も大きくなり、それに伴い社会的責任も重くなってまいりましたが、今後もこれまでと同様、理念どおりの組織運営を堅実に続け、各ご施設の診療により一層お役に立てるよう努力していく所存です。

 また、私たちは医療への貢献を目指す組織であると同時に、共に働く仲間を大切にする組織でありたいと考えております。組織全体としてのブランド力を決めるのは結局はそこに属する人です。一人ひとりが生き生きと働き、自分の力を伸ばしていく職場からしか立派な仕事は生まれません。遠隔画像診断医がやりがいを感じ、成長し、そしてそこから最大限の社会貢献を生み出していく、そんな組織でありたいと考えております。

名誉会長 西村恒彦