小泉放談

 経理・事務を担当しています黒田です。

 先日、「小泉放談」という、小泉今日子さんが50歳の節目に感じること、思うことなどを、25人の人生の先輩たちと「50歳代からはどう生きる?」というテーマで語り合われた対談集を読みました。私もそれほど遠くない50歳という節目についてたまに考えることがあり、「こういう変化が起こる人が多いんだなぁ」や「こういう考え方をもっておくと良いのだなぁ」などと思いながら楽しく読める一冊でした。

 この本の中で、小泉さんが「ちょっと前までは、年齢のことを自虐的に言うのが自分の中で流行ってたんですが、もうそれもやめようと思ってます」という事を仰っていました。私も同感で、少し前から「もう〇〇歳だから・・・」と年齢の責任にしないで、重ねていく年齢をポジティブに考えていこう、ということを実行しています。

 「20歳の顔は、自然の贈り物。50歳の顔は、あなたの功績」(ココ・シャネル)

 最近、私もですが、年齢を重ねていく家族や友達を見ていて、顔の表情というのはその人を表すなぁ、と思うことがあります。以前は年齢より若く見られることを嬉しく思っていた時期ももちろんありましたが、今は“その年齢なりの人”としての顔の表情をもてるように、職場でも、同じことが繰り返される日々の生活でも、積極的に動き、精一杯今を頑張って過ごしていけるようにできればと思っています。

平昌冬季オリンピック

 経理・事務を担当しています黒田です。

 今週金曜日から平昌冬季オリンピックが始まりますね。

 「私の好きな言葉は『明日笑うために、今日頑張ろう』。
  仕事やスポーツ、学校や家庭・・・どんな環境であれ、今自分がいる場所、
  与えられている場所で一生懸命になれることがあるというのは、すごく幸せなことだと心から思います。
  一生懸命になるからこそ大変なこと、辛いこと、超えられなくて悩むこともあると思います、
  そうしたなかで私は『自分のできることを精一杯やることが明日につながる』と言い聞かせながら
  今までの人生を歩んできました。その結果、すごく充実した日々が過ごせたという時間があります。」

 フリースタイルスキー・女子モーグルの第一人者であり、冬季オリンピックにおいて長年にわたり注目選手であり続けた上村愛子さんのあるインタビュー時の文章です。

 年末、学生時代の集まりに数年ぶりに参加しました。20年振りに会う先輩方も数名おられ、見た目は大きく変わっておられすごく驚いたりしながらも楽しい一時を過ごすことができました。各々の方と話をしていると、仕事であったり、家庭であったり、また学生時代それほど力をいれてテニスをやっていなかった先輩が今は週4日もテニスに打ち込んでいるなどなど、皆さんが自分がいる場所、与えられている場所で一生懸命に過ごされていることを知り、私も日々を精一杯に過ごそう、と自分に言い聞かせていました。

 「今日一日を“生きる単位”として、その一日一日を精一杯に生き、懸命に働くこと。
  そのような地道な足取りこそが、人生の王道にふさわしい歩み方なのです」(稲盛和夫)

 たまに気持ちが上向かない日、「明日やろう・・・」「明日頑張ればいいか・・・」などとちょっと逃げの気持ちが顔を出すことってありますよね。そんな時、「明日笑うために、今日頑張ろう」という言葉を思い出し、今、自分がいる場所で、自分のできることを精一杯やって、一日一日を過ごしていきたいです。