one for all, all for one !

 経理・事務を担当しています黒田です。
 
 2020年オリンピック・パラリンピックの東京開催が決まりましたね!

東京オリンピック 
 
 招致団の方々の感極まった喜びのコメントを聞いていると、決定までによほど苦労されたんだなあということがひしひしと伝わってきました。その中で“ロビー活動”という言葉もよく出てきましたが、実際それがどのように進められているのか、ということを決定するまであまり知りませんでした。

 決定後、元水泳選手でオリンピック背泳ぎ金メダリストの鈴木大地さんが、ロビー活動で「初めまして・・・」からでは何も話が進まないので、“ロビー活動”をする人達はIOCメンバー(国際オリンピック委員会委員)の誰かと面識がある人や同じ競技だった人に割りふって、全員のIOCメンバーと接触し、日本をアピールしたと仰っていました。また、その“ロビー活動”をする人達のためにデータを収集する方達もおられ、その方達の今回の最終票読みがほぼ的中していたとのことで、“ロビー活動”を支える人達がおられたから東京招致が成功したとも仰っていました。最終プレゼンをされた方々以外にも多くの方のファインプレーがあったということですね。

「one for all, all for one」

 スポーツでよく聞く言葉ですが、鈴木大地さんをはじめ、東京招致に関わった方々が今回の活動中にずっと感じていたことではないかと思います。今まで私はこの言葉に「仲間を支え合う精神の美しさ」のようなものを感じていましたが、招致に関わった方々の喜びのコメントを聞いていると、それだけではなく、「人が協力し合わないとできないことをやる価値」を教えてくれている言葉のようにも思えました。これはスポーツイベントだけでなく、どの職場にも当てはまることのように思います。1人ではできないことをやるために人が集まっているのが職場のはずですから。

 2020年が楽しみになると同時に、仕事にもやる気をもらった出来事でした。

面白そうだなと思うことはとりあえずやってみる

 経理・事務を担当しています黒田です。

 8月、あるテレビ番組で作家 林真理子さんが特集されていました。私の中で林真理子さんは正直、以前から同じ女性として良くないイメージがありました。彼女の本を読んでも、どうしてもこの良くないイメージが先行していました。今回30分間という短い特集でしたが、その中で林さんから出る言葉がすごく素直で、色々な人の気持ちを代弁しているような気がし、少しですが身近な女性に感じ、以前からの良くないイメージもなくなりました。また、もうすぐ還暦だそうですが、現状に甘んじることなく常に努力を続けている輝く女性作家さんだと思い、もっと彼女の本やエッセイを読んでみたいなぁとも思いました。

野心のすすめ (講談社現代新書)

 林さんのいくつかの言葉の中で、
「やってしまった後悔は心に傷は残るがやがて癒える。
 やらなかった後悔はいつまでも消えない。
 面白そうだなと思うことはとりあえずやってみる。」
という言葉が一番印象に残っています。

 この言葉は、ニュアンスは違いますが私にも経験があります。以前にブログで書きましたが、今ある資格取得を目標に勉強しています。スタートした年齢は一般的には遅いと思いますし、暗記量などかなりのボリュームがある試験なので、年々厳しく感じています。8月に本試験がありましたが、試験2~3ヶ月前は模擬試験のオンパレードとさまざまな焦りなどから、それまで維持していた順位が維持できなくなってきて、「これは私には向いていないのでは・・・」とか「体力的にきついよね・・・」などなど弱音を吐く日々も多かったように思います。

 でもいざ本試験会場に行けば、私よりも明らかに年齢が上の方もたくさん居られ、その方達が黙々とテキストなどを読まれている姿をみて、なんだか試験前に弱音を吐いていた自分を恥ずかしく感じました。

 同じ試験を受けている友達の年齢も20歳代前半~50歳代と幅広く、その資格取得後の夢や進路はさまざまです。なので、本試験会場におられた方達も色んな理由があって受験されていると思います。でも、どんな理由でも、年齢などを理由にしてチャレンジせずに後悔するよりは、年齢に関係なく何事にもチャレンジすることは素晴らしいことだなぁと暑い試験会場で思っていました。

成功の秘訣は、成功するまで続けること

 経理・事務を担当しています黒田です。

 “熱中症”という言葉を聞かない日がないくらいに暑かった8月も終わりましたが、まだまだ日中は残暑が厳しいですね。

 8月は、モスクワで開催されている世界陸上をたまにテレビで見ていました。たまに見る中で私が注目していたのは、男子マラソンの市民ランナー 川内優輝選手でした。結果は18位でしたが、なぜ注目をしていたのかと言いますと・・・私は運動能力は人並みだと思っていますが、中長距離を走ることは大の苦手です。「できるならばこれから先1キロ以上走る機会が二度となければいいのに・・・」と思っているくらいで、そんな私の中では“中長距離を自ら率先して走る人”ということ自体を尊敬してしまいます。川内選手は世界陸上までもほぼ毎月レースに参加し、「どうして、彼はここまで自分を追い込むことができるのだろう?」と思ってしまうと同時に、「どの時点を、彼は自分の目標達成としているのだろう?」と考えてしまいます。

走れ、優輝!

 パナソニック創業者の松下幸之助さんの言葉で「成功の秘訣は、成功するまで続けること」という言葉があります。おそらく何度か聞かれたことがある思いますし、よく色んな方のブログなどでもこの言葉を紹介されていることも多いと思います。

 この言葉のとおり、自分の目標に対して、成功するまで続ければいつか成功するのかもしれないです。でも現実としては、その続けていく精神力などの過程が大切なように思います。川内選手も今その強い精神力などをより一層強くされている時期なのかもしれないですね。

 どの職場でも同じことが起こると思うのですが、職場が成長していく段階で、それと並行して色々なことにチャレンジしていかないといけなくなってきたり、少し前にでてくる壁を乗り越えていかないといけないことが起こってくると思います。

 以前にもブログで書きましたが、イメージ・コミュニケーションでは情報共有のために必要と思われる時に全体ミーティングが行われています。その時、少し先の中期的なお話しとかも聞いたりして、直接、上司の先生方の考え方を聞くことができます。

 “直接、考え方を聞ける”ということは、組織の中の一人である私にとってはすごく良いことだと思っています。また、段階を踏んで話していただけるので、確かに色々な壁が出てきたことを聞くと、「乗り越えられるだろうか?」とすこし心配になることが無いと言えば嘘になりますが、その“壁”に対しての「どうやったら乗り越えていけるのか」ということをいつも明確にしていただけます。これは本当に安心します。

 その“壁”を乗り越えることをまずは目先の目標として、それに対してさまざまな方法を考えて、強い思いで“壁”を乗り越えるための過程が直接分かるので、私も私の与えられたことを継続することにより、微力ながら役に立てればいいなぁと思っています。