表情は年月の署名

 経理・事務を担当しています黒田です。

 「悲しいことや嫌なことは、いきなり起きる。
  悲しいことから救ってくれんのは人だよ。立ち直らせてくれんのも人だよ。
  だから、誰かに助けてもらったら、誰かを助けたらいい。人を救うのは人だよ。」

 少し前、朝の連続テレビ小説「ひよっこ」を見ていた時に、心に残った言葉です。私自身の今までを少しだけ振り返り、家族を始め多くの人達にいつも助けてもらうことばかりで、果たして、私が誰かのためになることをしたことがあったのだろうか?と、ふと考えました。そんな時、24時間テレビのマラソンで、一緒に走ってきたスタッフの人達のかける言葉に頷くブルゾンちえみさんの素直な表情を見て、心が大変癒されました。

 「表情は遺伝とは無関係だ。それは、あなたがこれまでに経てきた年月の署名である」
                          (DCフィッシャー、アメリカの作家)

 誰かを助けること、とは自らがその人のために行動することが大切なのだと思っています。ただ、自分の表情一つで知らない誰かの気持ちを救うことができることもある、ということをブルゾンちえみさんから学んだように思います。人の気持ちを少しでも助けられることができるような“豊かな表情”でいられるように心掛け、これからの年月を重ねていければいいなぁと思っています。

フェデラー

 経理・事務を担当しています黒田です。

 「ここ(ウィンブルドン)に戻ってきて、また素晴らしいプレーが出来て良かった。
  出来ると信じて積み重ねてきた結果。また決勝で戦えると思えない時もあった。
  ブランクもあったけれど、決勝にいけると思って頑張ってきた。
  信じ続け、夢を見続けた結果。」

 今年7月、ウィンブルドンでフェデラーが5年ぶり歴代最多8回目の優勝をした時のスピーチの中で、印象に残った言葉です。フェデラーは、テニスフォームがお手本のように綺麗で、どのような時でも紳士的で、私の好きなテニスプレーヤーの1人です。昨年は怪我がなかなか回復せず、試合も棄権や欠場が続き、「そろそろ引退をしてしまうのでは・・・」と寂しく思った時期もありました。

 「不可能なことはないと信じ続けなさい。
  そうすればあなたが信じた通りの現実にあなたは遭遇するでしょう」(ジョセフ・マーフィー)

 目標に向かって進んでいる中、なかなか努力が効果をあらわさずに、ふと「やっぱり出来ないかも…」や「これは私には難しいかも…」と迷ったり、挫折しそうになったりする時ってありますよね。“出来ると信じ続けること”が、これほどまでに難しいことなのだろうか、と思ったこともあります。

 そんな時、「あっ出来ない!あっ難しい!と思った時点で負けです。私は出来る、出来ると自分に言い続けて進んでください。」と、ある人がこの様な言葉を言ってくれました。ただひたすら、自分を信じて、努力を続け、どうしてこんな事やっているんだろう?とふと疑問に思っても、これが自分の人生なんだ!と思ってやり続けること。そうすれば、このウィンブルドンでのフェデラーのように、いつか努力は花開くのでしょうね。

 出来ると信じて積み重ねて、努力が花開くような人生を送り続けていきたいです。