証明写真

経理・事務を担当しています黒田です。

少し前ですが、久しぶりに証明写真を撮る機会がありました。普段通りの姿を証明写真機で撮ったのですが、現像されてきた写真を見て、自分の顔が想像以上に年齢を表していることに気づき落胆しました(鏡に映る自分をかなり甘く見ていたのでしょうね)。外面も内面も自分が思うように歳を重ねていく、というのは本当に難しいですね。

「寝不足だったり、少し体調が悪かったりするだけで、人に優しくする余裕がなくなりますよね。からだが元気だからこそ、人間関係も丸くなって笑顔が生まれるんだと思います。自分自身で体調管理をすることはもちろん、家族やパートナー、仲間など、側にいる人たちとお互いのトゲを抜き合うことも大事ですよね。自分が穏やかだったら、きっと相手も穏やかでいられると思うんです」( 内田有紀「一度きりの人生だから 何げない日々も大切に 今、この瞬間をいとおしむ」2024.4.8 by GLOW)

最近、周りの友達や知り合いなどでも大小関係なく体の不調を聞くことが本当に増えてきています。そういう年代になっているのだと改めて思うことが多いです。

「健康は第一の富である」(エマーソン)

コロナ禍で始めた加圧トレーニングも3年目になります。体の硬さはなかなか手強いですが、気になるところをトレーナーの方に相談しながら家でもコツコツできるようになってきたので、私の身体にはとてもよい感じで続けられています。これからは少し化粧にも気遣いながら、年相応の範囲で鏡を見たときにがっかりしない自分でいられるように努力していきたいです。

ダルビッシュ有投手

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今年5月、ダルビッシュ有投手が史上3人目となる日米通算200勝を達成されましたね。ダルビッシュ投手は高校野球で初めて知りましたが、「やんちゃでちょっと危なっかしい、でも野球選手としては素晴らしい」というのがその頃の印象です。最近は「野球選手としても人間としても魅力的な方だなぁ」と思っています。

「19歳の時に色々と人生を見つめ直すというか、本当に真剣に考える機会があって、その時に19歳までが一瞬だったんですよ。その時に危機感として感じたのが、このままだったら40歳も一瞬じゃんって、これヤバいと思って、一瞬で死んじゃうって思って、それから10年とか20年を長く感じられるように、1日1日ちゃんとやっていきたいっていうのがあって、で、今30歳なんですけど、19歳の時に比べてこの10年って、やっぱりすごく長かったなと……。充実しているのかなっていうのがあるので、いい年の重ね方してきたかなって」(ダルビッシュ有)

少し前までは自分の老いについてはあまり考えられなかったのですが、愛老犬君の介護と死に向き合うと同時に私の身体の変化とも向き合っていたため、「私はこの先どのように歳を重ねていきたいのだろう?迷惑かけることなく歳を重ねるのにはどのような準備が必要なのだろう?」などなど考える時間が多くありました。

「20歳の顔は、自然の贈り物。50歳の顔は、あなたの功績。」(ココ・シャネル)

良い歳の重ねかたの答えは人によって違うと思います。私はおそらく(いえ、多分)かなり自由度の高い職場にいれており可能であればこの働き方を続けられ、そして自分に“かまう”ことを忘れない女性・人間として過ごしていければと考えています。

虹の橋

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今年3月のブログで愛老犬クンが寝たきりになっていることを書きましたが、あれから2ヶ月後、虹の橋を渡っていきました。安らかな最期でした。昨年8月、彼の介護生活がスタートしてからは動物病院の先生をはじめ本当に多くの方に助けていただきました。日によって彼の体調や気分が大きく変わることもあり、大変なこともたくさんありましたが、今はすべてが良い思い出となっています。

彼が元気な時はいろいろなことを私たち人間は求めました。たとえば、ご近所のこともあるから大きな声で鳴かないでね・このドックフードを必ず食べてよ、などなど。寝たきり状態になってから、彼がいつもの場所にいるだけで心が癒され、呼吸をしてくれているだけでホッとして、そしてガツガツ食べてくれるだけでみんなが笑顔になり、存在の大きさを改めて感じました。

「今、この瞬間幸せでいましょう。それで十分です。その瞬間、瞬間が、私たちの求めているものすべてであって、他には何もいらないのです」(マザーテレサ)

家族にもペットにも存在が当たり前になると、「あれも!これも!」と求めることが多くなり過ぎることってありますよね。この言葉は理想なのかもしれないですが、瞬間を大切に幸せにいられるように過ごしていきたいです。

おごらず、人と比べず、面白がって平気に生きればいい

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最近YouTubeを観ることが多くなり、いくつかお気に入りのチャンネルを登録して、休みの日などゆっくり観る楽しみが増えました。その中でも「スタテニ(スターテニスアカデミー)」という国内最大級のテニス系YouTubeチャンネルで、プロ・アマ選手が混ざって行われるダブルスの試合を観られることが今一番の楽しみになっています。「スタテニ」は、今まで男性プロプレイヤー2名がMCだったのですが、今年から元ダブルス世界一の杉山愛さんがMCに加わられたので、より一層観ることが楽しみになっています。

スタテニで行なわれるダブルスの試合は、私のゆる~いダブルスではなく、お互いの心理状態の駆け引き、その通りボールをコントロールできるというハイレベルな試合、そして「どうして今、この球種を選択したのか?」や「どうして今、ロブをあげたのか?」などなどをプレーしながらプロの選手が解説してくださるという贅沢なYouTubeチャンネルです。

「おごらず、人と比べず、面白がって平気に生きればいい」(樹木希林)

この言葉を読むと私は心が軽くなります。そういう方も居られるのではないでしょうか。情報過多の今の社会、常に他人との「比較」にさらされているようにも感じています。おごらず、人と比べず、ちょっとした自分の楽しみを見つけながら、面白がって生きる、ということで十分なのかもしれないですね。私もこのように生きていたいと思っています。

小さな親切行動

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私が住んでいる京都市では、今年2月に16年ぶりに新しい市長が誕生しました。候補者選びなどでゴタゴタとしているという情報がありましたが、京都だけではなく日本の政治も世界の政治も日々のニュースを聞いていると、なんとなく私たちの生活とかけ離れたところで行なわれているように感じることが多いです。

今年4月から弊社が入っている建物の1階にある「梶井町放射線診断科クリニック」が土曜日午後もオープンしています。私も施設は違いますが健診や検査の予約を入れる時、平日が難しいので土曜日午前を希望しますが、あっという間に埋まってしまうので、「土曜日の時間枠をもう少し広げて欲しいなぁ」とよく思っており、同じ思いの方も少なくないのではないでしょうか。

「“小さな親切”を、勇気をもってやっていただきたい。そしてそれが、やがては日本の社会の隅々までを埋めつくすであろう親切というなだれの芽としていただきたい。(中略)“小さな親切”はバラバラな知識を融合させる粘着剤の役目を果たすのです」(茅誠司)

たとえば、公共交通機関でご年配の方が乗車されてきたら席を譲るやあとから来る人のためにドアを開けて押さえておくなど、1日1回小さな親切行動ってできそうですよね。小さな親切行動を意識しながら、そして日々楽しむことも忘れずに過ごしていきたいです。

日々是吸収

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今春、弊社では少し人の流れがあり、社会保険や雇用保険などの手続きをする機会が多くありました。これらの手続きをすることはたまにしかないため、以前作成したマニュアルを見直したり、ホームページなどで再確認したりすることが多く、少し時間がかかりますが、改正点などを把握できるため知識のブラッシュアップにも繋がります。

最近、私の周りで「定年」という言葉をよく耳にするようになりました。人生100年時代の定年後ビジョンを聞いていると、もちろん人それぞれなので考えさえられることが多々あります。例えば、日本では定年後の再雇用は給料がかなり下がるため、海外に目を向けているなどなど。

「(前略)しかし古今東西、人の価値観は十人十色、様々なことがあるのだ、と云うことを再認識させられました。逆に云うと、幅の広い価値観、自分とは違う考え方を、常に摂取しようとしないと、世の中全体は分からないんだ、とも思いました。日々是吸収ですね!」                 (価値観の振れ幅:松本大のつぶやき 2022.4.18)

歳を重ねていくとどうしても自分の世界が狭くなりがちになってくるように感じていますが、日々是吸収を忘れずに、これからも自分の世界を狭めることなく人生を楽しんでいきたいと思います。また、長く仕事に向き合うためにも知識のブラッシュアップを忘れずにしていきたいです。

笑えれば

経理・事務を担当しています黒田です。

世界のあちらこちらで争いが起こっている今の社会、毎日ニュースをみながら「どうしてそんなことが起こってしまうの?」とつい呟いてしまうような悲しいできごとが本当に多いように思います。

先日、友人からウルフルズの「笑えれば」という曲を教えてもらいました。ご存知の方も多いと思いますが、私は初めて知りました。                            「誰もがみないつも 満たされない思いを 胸の奥に抱いたまま 歩き続けてゆく          とにかく笑えれば 最後に笑えれば 答えのない毎日に ハハハと笑えれば」           (ウルフルズ 笑えれば)

日常生活でも仕事の中でも失敗すること、思い通りにいかないことってたくさんありますよね。最近気持ちがあまり上向かない時、プロテニス選手 日比野菜緒選手が出られているYouTubeを見ることが多いです。プレー中の笑顔が素敵で、また発する言葉も綺麗で前向きで、見ているだけで私の気持ちも明るくなってきて、「さぁ頑張ろう!」と勇気づけられています。

「笑顔には、人の心を明るく、柔和で好意的にさせてくれる偉大な力があります。          従って常に笑顔を心がける人の未来は、ポジティブに飛躍するようになるのです」        (ジョセフ・マーフィー)

人生いろいろあるけれど、ハハハと笑いながら、どんな時でも笑顔でいれる自分でありたいと思っています。

愛老犬クン、17歳になりました!

経理・事務を担当しています黒田です。

1月中旬、このブログにも度々登場している愛老犬クンが突然痙攣を起こし、まったく薬が効かず、動物病院の先生に「体がかなり弱っているので、覚悟をしておいてくださいね」と言われました。と数日後、自由に歩くことは難しくなり認知症も進んでいますが、動物病院の先生も驚かれるような食欲で日々を過ごしています。そして、無事に17歳を迎えることができました!

犬種としては体が強いだけに認知症になる確率が高いといわれており覚悟していたつもりでしたが、やはり実際に直面すると急な体の変化に驚くことが多く、はらはらどきどきする日々を送っています。

「予想外の人生になっても、そのとき、幸せだったらいいんじゃないかな」(松岡修造)

急な介護生活スタートで、彼も体の自由がきかなくなり戸惑っていると思います。大変なこともまだまだ増えていくと思いますが、彼と一緒に過ごせる有限である時間を楽しく過ごしていきたいと思っています。

紗栄子さん

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2024年がスタートして約1ヶ月、胸が痛むできごとが続いていますね。            以前震災が起こった時、支援物資や寄付をどこにしたらよいのだろう?と悩んでいる間に時間が経ってしまっていた、という経験があります。今回の能登半島地震時、インスタグラムでタレントの紗栄子さんの支援活動を初めて知り、迅速な行動力と多岐にわたる優しい配慮に感動しました。

「2017年の九州北部豪雨の際には“九州魂”という災害支援チームにボランティアとして参加させてもらい、代表の吉田医師のもと、被災地でのボランティア活動を学ぶことができました。現地での対応もしかり、その前に動かなければならない支援物資の受付や取りまとめ、配布などのフローを、陣頭指揮を取られる吉田先生のその姿を持って学ばせていただきました。(中略)     応援してくださる方々に支えられている芸能人が持つ、この発信力や求心力を、有事の際こそ最大限に使うべきだとこの時確信に変わりました。この時期もまだ、私がSNSで発信することに対しての非難の声は多かったですが、それでも自分の発信で少しでも支援の輪が広がっていくことを願い、発信を続けました。(中略)                             今回起きた能登半島地震で、支援金受付の投稿をみなさんが拡散してくださったことで支援の輪が瞬く間に広がったことも、「偽善」や「売名」などの言葉に怯え、発信することに引け目を感じていた社会の風潮が、いつのまにか私だけでなく皆さんにもなくなってきたことを強く感じます。」(一般社団法人Think The Day 代表 紗栄子からのメッセージより)

「たくさん持っている人が豊かなのではなく、たくさん与える人が豊かなのだ」                                (エーリッヒ・フロム)

SNSが当たり前になっている現代社会、一つの発信を良い方にも悪い方にも受け取られてしまい、SNSの難しさを感じることが多々あります。今回SNSを通して紗栄子さんの支援活動を知ることができたことにより、紗栄子さんのようにたくさん与えられる人でありたいと改めて思うことができました。日々生活をしているとさまざまなことが起こりますが、“目の前の人に何を与えられるのか?”と問い続けながら過ごしていきたいです。

僕が一番欲しかったもの

経理・事務を担当しています黒田です。

あけましておめでとうございます。                            この度の地震により、犠牲となられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、そのご遺族さま、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。また、被災地域の一日も早い復興をお祈りいたします。

少し前、YouTubeで槇原敬之さんの「僕が一番欲しかったもの」を久しぶりに聴きました。槇原さんに対してはさまざまな意見があるかと思いますが、よい歌詞を書く方だなぁと改めて思いました。

「さっきとても素敵なものを拾って僕は喜んでいた                       ふと気が付いて横に目をやると誰かがいるのに気付いた                   その人はさっき僕が拾った素敵なものを今の僕以上に必要としている人だということが分かった 惜しいような気もしたけど僕はそれをあげることにした                  (中略)                                        結局僕はそんなことを何度も繰り返し最後には何も見つけられないまま            ここまで来た道を振り返ったら                              僕のあげたものでたくさんの人が幸せそうに笑っていて                   それを見た時の気持ちが僕の探していたものだとわかった                  今までで一番素敵なものを僕はとうとう拾うことが出来た」                (槇原敬之:僕が一番欲しかったもの)

終りがみえないロシアのウクライナ侵攻、昨年後半にはイスラエルとパレスチナが事実上戦争という状態、SNSという場が匿名であることをよいことに言葉を選ぶことを忘れておこなわれる誹謗中傷。

「幸福のために頑張っても幸福は逃げ、目の前の一人の人のために一生懸命になると              幸福が訪れる。それが幸福の面白さなんですね」(河合隼雄)

一人ひとりは微力で、今、世界や日本で起こっていることに一人で立ち向かうことは難しいですよね。弱いからこそ協力しあい、一人でも多くの人が幸せそうに笑っていれる世の中になって欲しいです。誰かに素敵なものをいつもあげることができる優しさを持ちながら今年も過ごしていきたいと思っています。