ラグビーワールドカップ

 経理・事務を担当しています黒田です。

 9月20日から始まったラグビーワールドカップもあと少しで終わってしまいますね。日本代表が4連勝で初の8強進出を果たし、台風で被災した方々が少し元気になることができるニュースではなかったかなぁと思っています。私は学生時代からラグビー観戦が大好きで、2016年に亡くなられた平尾誠二さんの大ファンです。ルックスはもちろん、神戸製鋼時代のプレーを見たり、日本のラグビー界のために動かれている姿をメディアを通してみることがあり、いつもスマートな方だなぁと思い憧れていました。

 「時間って命の一部なんですよ。
    今の時間を大事にできない人は、未来の時間もきっと大事にはできない」(平尾誠二)

 “今の時間を大事にする”ということは本当に大切なことだと思います。歳を重ねるごとに時間というのがあっという間に過ぎ去ってしまう、という感覚が強くなってきています。「あの時、私は何を考えながら過ごしていたのだろう?」と少し前のことを振り返ったり、「最近なんとなく物事を落ち着いて考えることが出来ていないなぁ」と反省したりすることが最近よくあります。

 このような文章を目にしました。(広田雅将「時計と記憶を重ねる人たち」時間デザイン)
「私たちは毎日、様々な物や情報、コトや人に囲まれて生きている。もちろんそれは素晴らしいことだが、彼ら彼女らを見ると、時々立ち止まった方がいいのではないか、と感じる。慌ただしい毎日でも少し足を止め、自分が関わっている様々な事柄を、単なる記録ではなく、記憶するようにも心がけてみる。それで人生が変わるわけではない。しかし、時計と共に思い出を語る人たちを見ると、記憶するという作業は、間違いなく、人生を豊かにしてくれるのではないか」

 多くの情報や人の中で生きていけるということは、広田さんが仰っているように素晴らしいことですよね。ただ、流れるように慌ただしくすぎていく毎日、自分で少し足を止めて、自分の周りを見まわし、整理しながら時間を過ごしていくことも大切なように最近思います。「今の時間を大事にしている?」と自分に問いかけることを忘れずに過ごしていこう、と思っています。

海よりも空よりも広いもの

 経理・事務を担当しています黒田です。

 もう1年ほど経つと思いますが、私が通っているある場でちょっと人間関係がうまくいかずに、全く相容れなくなってしまった2人がいます。そのことがあってから、その場に行くとなんとなく不穏な空気が流れる状態が続いています。なにがきっかけなのかを知らなかったのですが、先日知ることとなり「それは合わないよね」と思ってしまいました。ただ、そのことにより周りの人たちがあまり良い思いをしない時間を過ごす、ということを少し残念に思っています。

 「海よりも広いものがある。それは空だ。
      空よりも広いものがある。それは人の心だ」(ヴィクトル・ユーゴー)

 一人一人が違う環境で育ち、生活をしているので、まったく同じ感覚をもっている人に出会うというのは難しいですよね。私も「この人、ちょっと合わないかも・・・」と自分自身の“心の狭さ”を感じてしまうことがあります。一人一人が今より少しだけ広い心をもって、何事にも少しずつ寛大に対応するようになれば、相容れなくなった2人の関係も少し良くなるのではないかなぁと思っています。「私って心が狭い」と感じたとき、この言葉を思い出して、周りの人たちと良い関係を築き過ごしていきたいです。