豊かな時間を過ごす

 経理・事務を担当しています黒田です。

 今年3月から私の仕事内容に少しばかりですが変化があり、分からないことや知らないことをその専門家である友達に聞く機会があります。「分からない」というスタンスで聞いているので、専門用語を並べられてしまうと「分からないことが、もっと分からなくなってしまった・・・」ということが偶にあります。おそらく専門家の方には当たり前で、慣れで使っておられる言葉なのだと思うのですが、専門外の人には初めて聞く言葉である可能性もあるので、相手の立場にたって話すことを心掛けないといけないなぁ、と学ばせていただくことがあります。

 「もしこの世の中に成功の秘訣があるとすれば、それは常に相手の立場に立って考えることの中にある」
                                       (ヘンリー・フォード)

 職場、家族、友人など日常生活において必ず人との繋がりがありますよね。そして、日常生活をより豊かで、良いものでありたい、と誰もが願っていることだとも思います。相手のことをすべて理解することは難しいと思いますが、とりあえず「今、この人はどういう心境なのかな?」や「今、この人は何を望んでいるのかな?」など少し考えながら接することを心掛けると豊かな時間を過ごせるのではないかなぁと、コロナ騒動で私自身が出来ていなかったことを反省しながら、最近このように思っています。

時間といのち

 経理・事務を担当しています黒田です。

 知り合いの大学OBの方が“コロナに負けるな学生支援プロジェクト”を立ち上げられ、OB・OGの寄付から「エール飯」の無料配布が4月下旬から行われています。共有のSNSサイトに進捗状況をアップしてくださるのですが、行動力の高さにいつも驚くと同時に「今の私にできることはなにだろう?」と考える時間をもらっているようにも思っています。

 「あるとき“いのちとは時間のことなのだ”と考えて。このごろ、ほんとにそのとおりだなぁと思っている。いい時間を過ごすということは、いのちをよろこばせるということになる。(中略)時間って、みんなに同じくらい配られているのに、ずいぶんもったいなくつかっちゃうものだよねぇ。逆に、うまくたのしくつかっている人もいる。そういう、つかったいのちの記憶が人生と呼ばれる」(ほぼ日刊イトイ新聞 2020年5月19日)

 ここ数か月を振り返ってみると、不安という気持ちが大きく、ずいぶんともったいない時間の使い方をしていたように思います。これからは糸井さんが「あっというまに時間が経ったというときには、いのちが余計なことを気にせず燃えたときだね」と書かれていたような良い時間を過ごし、命を大切にしていきたいです。

在宅勤務

 経理・事務を担当しています黒田です。

 新型コロナウィルス感染拡大にともなう緊急事態宣言により、弊社も4月20日からほとんどの方が在宅勤務へと切り替わりました。すでに在宅勤務をしている友達に「どういう風にしているの?」と聞いたりしましたが、会社のシステム等の関係もありいろいろなスタイルのようですね。

 そんな中、「次の10年後で世界はどうかわるのでしょうか?」という元プロテニスプレーヤ 伊達公子さんのインタビュー記事を読みました。
 「審判がいなくなっているかな。昭和から生きている私からすると、そこは残ってほしいですけれど。ホークアイ(審判補助システム)が06年に導入され、線審がなく、人工知能(AI)がライン判定する大会も出てきてるから、大きく変わりそうな気がします」(日本経済新聞 GO2030 2020年4月7日)

 私の学生時代、アマチュアの試合では審判はそのコートで負けた方が次の審判をやる、というのが基本でした。正直、それほど高くない審判台からコートラインが見えにくかったりして判断の難しい時があり、「困ったなぁ」と思うことも度々ありました。10年後、アマチュアの試合では審判が完全にいなくなる、ということは難しいようにも思いますが、少しずつ変化していくのでしょうね。

 「変わることを恐れずに受け入れていけば、自分は強くなっていく」(ジム・ジャームッシュ)

 この2~3ヶ月の間で、会社に通勤すること、友達と会って食事をするなど当たり前だったことが、在宅勤務やweb飲み会になったりと大きく世の中が変化しましたよね。これからも、その時々で変化を受け入れることができる柔軟な人間でいなければいけないなぁと思っています。