前澤友作さん

 経理・事務を担当しています黒田です。

 昨年末、実業家の前澤友作さんが日本の民間人として初めて国際宇宙ステーションに滞在され、そこから発信された様々な出来事が話題になりましたね。ご本人が発信されたYouTubeなどのSNSは拝見していませんが、ニュースなどで取り上げられていた情報だけでも、「簡単な日常の行動(歯磨き、寝方など)が無重力の世界だとこんな風になるのだなぁ」と大変興味深かったです。

 前澤さんの興味ある記事を見つけました。
「お金について単なる社会的価値を数字で示す道具として考えている人が多いのですが、僕はお金を、“ありがとう”という感謝の念を伝える際に使うものだと捉えています。たとえば何か素敵な品物を購入したとき、生産者、店員の方々はもちろん、運送・運搬してくれる人に“ありがとう”と謝意が生まれる。その謝意を金額が表しており、金額の多い少ないは“ありがとう”の総量の違いだと思っています」(文春オンライン 僕の「お金の哲学」を語ろう2021.2.25)

 前澤さんが宇宙に行かれることについては様々な批判があったようですね。前澤さんに対しては、私もマイナス面の先入観をもちながら発信される派手なパフォーマンスなどを受け取っていましたが、「お金を“ありがとう”という感謝の念を伝えるために使うもの」という考え方に共感し、これからは先入観を少しずつなくして発信されるパフォーマンスを受け取れるような気がします。

 「先入観は可能を不可能にする」(佐々木洋、花巻東高校野球部監督)

 人だけでなく、仕事や日常生活でも先入観に捉われてしまうことが私にはあります。たとえば、仕事内容について自分流で処理を確立していることも多かったようで、今、共有できるように進めている中で、「この方が効率が良いのでは?」や「このようにファイルを作成した方が誰もが使えるのでは?」ということを言ってもらえるようになり、かなり良い方向に変化していっているように思っています。「以前からやっていた方法だから正しいに違いない」と先入観にとらわれてしまい、それ以上のことを自分で考えることをせず、非効率なやり方などを続けていたのでは、と反省しています。これからは先入観のみで判断せず、何事にも挑戦をする気持ちを持ち続けて自分の世界を少しでも広げていければと思っています。