せっかくがっかりの係り結び

経理・事務を担当しています黒田です。

「今日も何かやってくれるのでは!」と昨年ワクワクして大谷翔平選手の活躍を楽しみに過ごしていました。今年も大谷選手の活躍が引き続き楽しみです。そして、今年のスポーツ界でもう一つの楽しみは、2026年アメリカ・メキシコ・カナダの3か国で共同開催されるサッカーワールドカップの最終予選で出場国が決まります。日本も出場を決めて欲しいですね。

先日このような対談記事を読みました。

「その“せっかくがっかり”のメッセージを見て、ありがたいと思ったのと同時に、私自身がだれかのために何かをしたとき、“そういう考えを持ちたくない”というのも、じつは同時に強く思ったんです。自分が主体的に決めて行動したのであれば、たとえ相手への一方通行なものになったとしても、“それで当たり前”というふうに思って、反応や見返りを期待しないようにしたいなって。自分が利他の気持ちをもつようにしたいなというのは、糸井さんのことばを見て考えさせていただきました」(森保一「批判も称賛もすべてを力に変えて」2024.10.3ほぼ日刊イトイ新聞)

これは2022年に開催されたサッカーワールドカップのとき、日本が初戦のドイツに勝ち、次のコスタリカ戦は絶対に勝てるだろうという予想に反して勝てなかったときの批判に対して、糸井重里さんが「“せっかく(応援していたのに)がっかりですよ”という“せっかくがっかりの係り結び”は、本当に迷惑だよなぁ」とXに投稿されたことばに対しての森保監督の言葉です。

昨年、家族に対して“せっかくがっかりの係り結び”という気持ちをもってしまい、心穏やかになれない日々を過ごすことがありました。「自分中心に考えていたから、こうなってしまったんだな」ということに途中で気付き、気持ちの修正をすることができました。

「世のため人のために尽くすことによって、自分の運命を変えていくことができます。自分だけよければいい、という利己の心を離れて、他人の幸せを願う利他の心になる。そうすれば自分の人生が豊かになり、幸運に恵まれる」(稲盛和夫)

周囲を思いやる利他の心を常に持ち続けて日々を過ごしていきたいと改めて思っています。