使い方次第

 経理・事務を担当しています黒田です。

 1月末、修士論文を大学院の方へ無事に提出することが出来ました。最後の約1ヶ月、いかに「言葉」というものを普段から何の気なしに使っていたのか、また「言葉」の使い方の難しさを改めて知る良い機会でもありました。例えば、「述べる」という言葉が使いやすくよく使っていたのですが「“述べる”という言葉は弱すぎる、論文では“言ってみました~”程度にしか聞こえない!」、「…のようにされている」を使っていると「誰がされているのだ?主語が無い!」などなど、今までこれほどまでに指摘を受けたことがないくらい、多くの「言葉」の使い方を指摘されました。

 「他人から好かれる人は、言葉の使い方を知っています。言葉は選んで使いなさい。
  言葉の選択一つで、人との関係は180度変わってきます。」(ジョセフ・マーフィー)

 論文に使う言葉と日常生活で使う言葉とでは、大きく違いがあると思います。ただ、どちらとも言葉の使い方一つで、相手への印象が変わることは同じだと思いました。普段、知人や友達と話をしていて、「この言葉の使い方って綺麗だなぁ」と思うことが偶にあり、その時はその言葉使いを真似して使うように心掛けたりしています。もちろん反対の時もありますが、その時は「こういう使い方をしたら相手がイヤな感情が湧いてしまうんだなぁ」と分かり、使わないようにします。

 言葉を使わない日というのが無いからこそ、何気なく簡単に言葉を使ってしまうのでしょうね。今回のことをきっかけに、言葉を選び、そして人に真似てもらえるような言葉の使い方をできるように心掛けていきたいと思っています。