経理・事務を担当しています黒田です。
昨年暮れ、高校生のラクロスの大会を見に行く機会がありました。私が学生時代にしていたテニスにはダブルスや団体戦という戦い方もありますが、やはりどちらかというと個人競技という色が強く、「団体競技の良さ・楽しさ」というのを自分で実感した経験はありません。
その試合では、試合に出場している選手も出場の機会を待っている選手はもちろん、マネージャーの人たちも声を出し合っている姿を見ていると、試合中ずっと私の涙腺がゆるみっぱなしでした。年々、涙腺がゆるんできているとは実感しているのですが、やはり純粋に「勝ちたい!」「優勝したい!」という一つの想いで戦っている彼女たちがすごく輝いて見えました。
個人競技にも団体競技にもそれぞれの良さがあり、それらにチャレンジしていく人達の可能性は無限大だと思います。私はテニスを通して嬉しいことも悔しいこともたくさん経験し、その中で色々なことを学ぶことができました。また、たくさんの友人や先輩・後輩に出会うことができ、今の私のすべてが宝物となっていると思います。
スポーツをやる以上は、やはり上を目指す気持ちというのは大切です。でも、色んな人が集まって一つのチームになり、その中で「自分の思うことを伝える力」「相手の言うことを理解する力」「相手を思いやる力」・・・色んな力が吸収できるように思います。もちろん上を目指す気持ちはずっと持ち続けて欲しいですが、団体競技も個人競技も問わずスポーツを通して色んな経験を積んで、人間として強く逞しく育っていってほしいなぁと思いました。