いろんな気持ちの中でも…

 経理・事務を担当しています黒田です。

 先日、浅田真央選手が「最高の演技をした時の達成感や喜びの感覚が恋しくなり」と現役続行を決められました。このニュースは、浅田選手と佐藤コーチとの二人三脚がまた見られることもあり、大変嬉しかったです。ソチ・オリンピックの時、浅田選手のフリー演技が終わった直後の佐藤コーチの横顔が、「これで終わった」という安堵感のようなものと、「自分はこの子に何かをしてやれたのだろうか」という思いが重なったような表情にみえ、印象的でした。

 「成功の9割は、信じる気持ちから生まれる。」(映画監督 ウッディ・アレン)

 ソチ・オリンピックでショートでの思わぬスタートから、フリーでの圧巻の演技まで、浅田選手と佐藤コーチとの絆の深さがよく話題になりましたね。何かを成し遂げる時、自分の力を信じて行動することが基本になりますが、会社などの組織においては仲間や他の人を信じることも大きなポイントになりそうに思います。仕事で成功なんて言ってしまうと大袈裟過ぎますが、“人を信じる気持ち”をいつも持ち続けることにより、仕事で大変だなぁと思うことにぶつかっても、やり通すことができるのだと思います。

独りよがりにならないように

 経理・事務を担当しています黒田です。

 4月からの新しい世界では、発表をする機会が最低でも1回、多ければ3回ほど1年にまわってきます。すでに数人の方たちの発表を聞きましたが、内容はもちろんですが、「こういう話し方をすると分かりやすいなぁ」や「こういう文字の間隔でレジメを作ると読みやすいなぁ」と少し違う面からも学ぶことが大変多いです。たとえば、発表内容が法律に関するものであり、教室にいる人たちは卒業学部も様々で留学生も数名おられるため、難しい法律用語を羅列しての発表は、聞いている人達の睡眠時間のようになっていました。その発表をされた方は、分かりやすい言葉で、内容も噛み砕いて説明され、「みんなに分かりやすいように」というスタンスで発表されていたので感心しました。

 論語に「学べば即ち固ならず」という言葉があります。

 「学ぶ」ということは知識習得だけだと思ってしまうことが多いですが、それだけではなく、自分の考え方や見方も含めて私ができないところを素直に受け止めて、自分以外の見方・視点・考え方の価値を知って、不足を補っていくことができるということだとも改めて思いました。そのためにも、自分にできないところを謙虚に認識することも大切ですね。

 自分の考え方が正しいと思うように相手も同じ気持ちをもっていると思います。仕事においても、自分の考え方と違った意見が出ても、そういう考え方もあるなと受け止める気持ちで、これからも「学ぶ」姿勢を持ち続けたいと思っています。