経理・事務を担当しています黒田です。
以前こんなことを聞いたことがあります。
「最初の5年間で80%のビジネスが廃業、残ったビジネスのうち80%が次の5年間で廃業する。
この結果、ビジネス全体の4%しか生き残ることができず、96%が廃業する。」
確かに会社を設立しやすくなった現在ではたくさんの会社が起こされている一方、たくさんの会社が無くなっているのも現実のように思います。弊社は昨年10周年を迎えましたが、日本は創業200年以上の企業が多くあり、世界でも類がない「長寿企業大国」でもあるそうです。
「「信用」。残したい言葉として、迷わずに選んだ一言です。
企業にとって大切なことは、長期に渡り存続することです。
これなしには使命を果たすことができません。
ゆえに、信用を重んじる経営が不可欠なのです。」(岡素之 住友商事元社長)
最近も大手企業の不祥事や政治家のお金の問題が取り沙汰されていることが多く、説明や釈明会見を聞いていてもスッキリしないなぁと思ってしまうことがあります。企業や政治家もそうですが、家族や同僚といった人間関係でも、信用や信頼関係があるからこそ成り立っているのだと思います。長年にわたって築き上げてきた信用や信頼関係も、ほんの些細な一言や行動で一瞬に壊れてしまいますよね。今ある信用・信頼関係がずっと続けられるように、日々、何事にも誰に対しても誠実に過ごしていきたいと思います。