座れる通勤列車

 経理・事務を担当しています黒田です。

 少し前、関東の知人と話していた時、“座れる通勤列車”の話になりました。私の身近な所では、昨年、京阪電車で「プレミアムカー」が設定されましたが、関東のほうでは“座れる通勤列車”が年々増えてきているそうです。その方は「最初はそれほどの距離を乗るわけでもないので、お金を払ってまで乗るのだろうか?」と思っていたけれど、最近は「疲れている時、必ず座れると思うとそのお金も高いと思わなくなった。逆にこれ位の値段で快適な時間を過ごせるのかと思うようになった」と仰っていました。

 どうも座ることをきっかけにその料金よりももっと価値があると思える時間をみつけたようです。その知人は、移動時は基本的に何かの知識を得る時間に費やしているそうなので、おそらく有料座席でも同様の時間を過ごされているのだと思います。

 「時間というものは我々がもっとも必要とするものです。
  しかし、もっとも無駄な使い方をしてしまうものなのです」(ウィリアム・ペン)

 時間は無限に与えられているものだと勘違いして、あれもこれもと欲張ってしまったり、その逆もあったりと、「もっと有効に時間を使うべきだった・・・」と後悔することってありますよね。人によって「お金の重み」と「価値があると思える時間」はそれぞれ違いますが、自分にとって価値がある時間を新たに発見することは生活をより豊かにしてくれると思います。この知人のように、お金よりももっと価値があると思える時間を見つけ、そして増やしていきたいです。

MACHI café

 経理・事務を担当しています黒田です。

 皆さんは、コーヒーを飲まれますか?

 私はほぼ毎日飲んでいて、最近は職場にあるコーヒーマシンもしくはコンビニで購入することが多いです。ファミリーマートで購入することがほとんどなので、レジで購入してカップを受け取り、自分でコーヒーを入れる、というセルフサービスがコンビニのコーヒーでは当たり前だと思っていました。しかし、ローソンでは大部分の店舗で「手渡し方式」を採っているということを先日知り、少し驚きました。

 この「手渡し方式」に関して、このような記事を読みました。
 「ローソンのコーヒーサービスは、街のカフェという意味で“MACHI café”という名前になっていますが、提供時間が長い、それによってほかの買い物客にも迷惑になるということで、“待ちカフェ”と比喩されることもあるようです」

 コンビニは近くて便利、かつ短時間での買い物が主な要素だと思います。私の中でもその要素は大きいですが、最近はプライベートブランドを取り入れられたり、取り扱うポイントカードや電子マネーなどが異なるので、商品やサービスの差別化でコンビニを使い分けたりしています。なので、セルフが当たり前だと思っていたコーヒーも、「手渡し方式」で飲みたい時にはローソンを探してみようと思っています。

 「地味なことを、地道に、これでもかこれでもかと、徹底して積み重ねていくことでしか、
  他店との差別化を図ることはできません」(鈴木敏文、実業家)

 「手渡し方式」にはさまざまな意見があるようですし、また店員さんへの負荷になっているという状況もあり、一部ではセルフ方式に変更された店舗もあるようです。今までコンビニで新しい商品等が発売になったというコマーシャルなどを見ても、私自身はそれほど興味をしめすことはありませんでした。同質化が激しいコンビニ業界での商品等がその会社のどういう強みになっているのか、というのを少しずつ知ることで、どんな形になるかは分からないですが、弊社の強みを増やすきっかけになる時がくれば良いなぁと少し考えました。