経理・事務を担当しています黒田です。
先月で東日本大震災から丸8年が経ちました。震災当時、石巻日日新聞がフェルトペンとロール紙で「壁新聞」を発行し、5か所の避難所と1か所のコンビニに6日間にわたって掲示されていたことを知りました。食料や水だけでなく、情報をまったく得る手段がなかった被災者の方々が唯一得られる情報となっていたとのことです。新聞が届けられて当たり前、テレビやスマホで情報を簡単に得られるのが当たり前などなど、今までの「当たり前」が当たり前でなくなったのが被災地の方々の3.11だったのだと思います。
「飯館村は3月11日を“あたりまえをありがたいと思う日”に制定します。
あたりまえの日々への感謝を忘れないために
あたりまえの本当の意味を未来に伝えたいから」(飯舘村)
目の前のことを当たり前と思うのか、有難いと思うのか、日々の心の持ちようが大きく違うように思います。「有難い」と思える気持ちを継続させることって難しいなぁと思うこともありますが、これからも当たり前の日々に感謝することを忘れず、“あたりまえをありがたい”と思って過ごしていきたいです。