経理・事務を担当しています黒田です。
第2次トランプ政権がスタートして約半年が経ちましたね。4月上旬に発表された相互関税のインパクトが強烈すぎて世界中のマーケットが大揺れに揺れ、その後もなにかと落ち着かない日々が続いているように感じます。
このような文章を読みました。
「人間というのは、ちょっとずつ我慢をして、ちょっとずつ譲り合って、ちょっとずつ否定しあい、ちょっとずつ認め合い、ちょっとずつ分かち合い、ちょっとずつ距離を測って、ちょっとずつ溝を埋めながら、ちょっとずつ当たり散らして、ちょっとずつ好きになっていく、つまり、なんとか、ものごとを丸くおさめているんだと思う。そのくらい、人間はみんな考え方も、生き方も、なにもかもが、異なっている」(辻仁成、自分流塾「折り合うこと」2025/4/3)
国も違えば、生き方も考え方もすべて違う、そんな方達が集まって大小かかわらず一つの問題に対して最初から全員が「OK!納得!」というのは不可能ですよね。不可能だからこそ、ちょっとずつちょっとずつ歩み寄っていくという道のりが大切なのではないでしょうか。
「われわれ人間はわかり合えない存在だからこそ、信じるしかないのです」 (アルフレッド・アドラー)
全く同じ考えになれなくて、わかり合えなくても、“あなたを理解し、信じる”という気持ちを持ち続けることにより、相手にもその気持ちが届き、信頼や安心の土台となり良い人間関係が築けるように思います。分かり合えないと思って諦めず、相手を理解し、信じる気持ちを忘れないように心掛けたいです。