開かずの茶室

経理・事務を担当しています黒田です。

以前にもブログで書いたことがありますが茶道のお稽古を続けています。そして最近、実家にある茶室でお茶事などを始め、お稽古以外でも茶道を楽しめる場をもつことができるようになりました。亡き父にとって思い入れが深い茶室だったのですが、長い間、開かずの間ならぬ開かずの茶室であることを茶道のお友達に話したところ「じゃぁ、お掃除をして使おう!」と仰ってくださり、掃除をして準備を進めていきました。

長年、実家の茶室を使いたいとは思っていたのですが、行動を起こす前から“なんとなく難しそうだな”というイメージを持ってしまっていて最初の一歩を踏み出すことができず、そして一歩踏み出した後の風景を想像することもできませんでした。一緒に茶道を楽しみ、そして教えてくれる友達のお陰で、なんとか本来ある茶室の姿になったことを喜んでいます。

「難しいからやろうとしないのではなく、やろうとしないから難しいのだ」(ルキウス・アンナエウス・セネカ)

なんとなく持っていた”難しそうなイメージ”を乗り越えてたことにより、私の茶道を続けていく環境が今まででは考えられないくらいに良くなり、これから歳を重ねていく中での趣味の幅もかなり拡がったと思っています。限りある時間を充実したものにするために、これからも“行動する”ということを忘れずに過ごしていきたいと思っています。