寺尾聡さん

経理・事務を担当しています黒田です。

少し前ですがYahooニュースで以下の記事(ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム2025.6.16(月)5:12配信)を読みました。

「今回、寺尾に録音をストップされたことで、特段、聞き方や取材の仕方を変えてはいないし、ノートに急ぎ書いた字も、相も変わらず汚いが、インタビュー原稿は、取材したあの日の出来事、寺尾の発言ともに問題なく書き込めた。取材から3週間が経過したが、寺尾の言葉、空気感…その全てが脳裏に鮮明に残っている。 記憶は時の流れとともに、おぼろげになっていくことは止められないにしても、本質的な部分、強烈なものは残る。寺尾は“あなたの言葉で、書いて欲しいと言っているんだ。記者として、どう感じたかを書けば良い”とも言ったが、記者が自分の言葉で書いたものは、終生、残るに違いない。そういうことを、寺尾は言いたかったのではないか、と今は受け止めている。紙面が発行された当日の朝、寺尾は即、紙面を読み、関係者を通じて感想を寄せてくれた。その内容は、私信に当たると思うので、ここでは触れないが、改めて、ありがとうございました、と伝えたい。紙面を読んでくれたこと…そして、メディアとして、まっとうに生きることを、諦めるなと言ってくれたことに…。」

これはある記者の方が俳優 寺尾聡さんに主演された映画についての取材時、冒頭で寺尾さんから「えっ、撮るの?よせよ。やめてくれる」と録音を止めて欲しいと訴えられた時の記事です。

Chat GTPなどのお陰で材料を提示したら文章まで書いてもらえる、というすごい時代になりましたよね。その反面、ニュースを始め多くのメディアの発信も事実だけをつらつらと伝えられ、独自性がないなぁと思うことが多くなってきているように感じるのは私だけではないと思います。

こちらのブログを書き始めたのは2013年5月からです。元々は弊社で私の立場を位置づけていただけるための一つとして始めたのがこのブログでした。この居場所を作っていただいたことにより、2013年5月の私より様々な面で視野が拡がり、少しずつですが人として成長をしていけていることを感謝しています。

「自分の居場所は自分でつくるんだ」(スティーブ・ジョブズ)

題材を見つけることにも、そして自分の思いを自分の言葉で分かりやすく書くことについても悩むことが多いですが、これからも思いをしっかりと自分の言葉にして、自分の居場所を大切にしていきたいと思っています。