経理・事務を担当しています黒田です。
先日、プロゴルファーの宮里藍さんが「モチベーションの維持が難しくなったのが決断の一番の決め手」と理由を説明され、引退を表明されましたね。最近、女子プロゴルフの世界も若い選手の方たちが次から次へと出てこられていて、活気づいているなぁと思っていたのですが、なかなか藍ちゃんのように注目する選手が私の中では現れていませんでした。
引退会見後日、ある記事を見つけました。その記事を書かれた方は、藍ちゃんの影響力から前職とは畑違いのゴルフ記者に転職された経歴の持ち主で、その記事には「宮里をはじめとして、多くのゴルファーたちが人間味にあふれていた。飽きることのない毎日だった。あれから10年以上たっているが、いまだにゴルフ界で働いている。振り返っても、やっぱりきっかけは藍プロだ。いまは“ありがとう”という言葉しか思いつかない」と書かれていました。
「あなたがそこにいるだけで、その場の空気が明るくなる。
あなたがそこにただいるだけで、みんなの心がやすらぐ。そんなあなたに私もなりたい」(相田みつを)
いつも背筋がピンと伸びていて、明るく前向きなキャラクター、そしてインタビュー時にはハキハキと発言される姿を見ているだけで、私も気持ちが明るくなることができました。まさしく「あなたがそこにいるだけで、その場の空気が明るくなる」という“あなた”という存在だったと思います。お父様からの教えである「プロゴルファーである前に人格者でありなさい」ということを常に実行されていたのでしょうね。
私がそこにいるだけで、その場の空気が明るくなり、みんなの心が安らげるような人になるのは難しいのかもしれませんが、そんな人になりたい、という思いだけは常に持っていたいです。