経理・事務を担当しています黒田です。
NHK連ドラ「あさが来た」がとうとう4月上旬に終わってしまいました。好調だった理由が色々と挙げられていますが、その中で「対立の構図を作らずに、しかし流されるのではなく、自分の意思を貫いて生きていく姿が多くの人を惹きつけ続けた大きな理由の一つではないだろうか」と書かれている記事を読みました。
事業を展開しようと強い意志をもってさまざまなチャレンジを試みるあささん。でも、相手はなかなか受けいれてはくれなく、銀行を切り盛りすれば「ろくでもないおなご」と言われたり、女子大創設の寄付を集めて歩くと「あんた誰や?」と軒先で冷たく追い出されたり・・・そんな時でも相手を言い負かせたり、論理でねじ伏せたりはせず、「そうですなー、そうですよねぇ、また来ます」といって相手の気持ちに寄り添い、一歩引くという「しなやかな」姿が繰り返し描かれていたように思う、と書かれていました。
「セトモノとセトモノと ぶつかりっこすると すぐこわれちゃう
どっちか やわらかければ だいじょうぶ やわらかいこころをもちましょう
そういう わたしは いつもセトモノ」(相田みつを)
最終回、あささんが「みんなが幸せになるための武器は、人の気持ちをおもんばかることの出来る優秀な頭脳と、柔らかい心、それさえあったらそれで充分なんだす」と・・・どうしても“セトモノの心”が顔を出してしまう時ってありますよね。でも、昨日よりも今日、今日よりも明日、“やわらかい心”を持ち続けられる頻度を高めていきたいと思っています。