経理・事務を担当しています黒田です。
先日、任天堂の岩田社長が55歳という若さでお亡くなりになられ、国内外さまざまの方が追悼のメッセージを残しておられました。岩田社長といえば「ニンテンドーDS」や「Wii」と次々ヒット商品を開発されたことでも有名で、ゲームにほとんど興味が無い私でも「Wii」は“みんなで一緒に楽しめるゲーム”という感覚で遊べて、楽しかったです。
岩田社長がコピーライターの糸井重里さんと“働くこと”についての対談で、このような言葉を残されていました。
「明らかに自分と意見が違う人がいる。それは、理不尽にさえ思えるかもしれない。
でも、その人にはその人の理屈と理由と事情と価値観があるはずなんです。
自分ができないことをできたり、自分の知らないことを知っていたりする。
だから、すべてを受け入れろとは言いませんけど、自分にはないものをその人が持っていて、
自分にはできないことをやっているということに対して、敬意を持つこと。
この敬意が持てるかどうかで、はたらくことに対するたのしさやおもしろみが、
大きく変わってくるような気がするんです。」
「相手に敬意を持つ」ということは、相手の中に自分より優れた点を認めて、そこに自分も少しでも近づきたい、近づこう、と願うことのように思います。このように思えると、職場でも「なになに?」って教えてもらいながら近づいていけそうで、今よりも楽しみやおもしろみが少しずつ増えていきそうな気がしてきました。