なでしこジャパン

 経理・事務を担当しています黒田です。

 7月カナダで開催された女子サッカーワールドカップでは「大会二連覇」は実現しませんでしたが、なでしこジャパンの優勝に向かって仲間を信じて戦う姿に、そして終わった後「良き仲間に恵まれた喜び」を語るインタビューに、胸が熱くなることが多かったです。

 その中でも「良い仲間と一緒に戦えて幸せです」と、さわやかに語っていた宮間選手の言葉に感心しました。

 宮間選手が以前話されたこのような言葉を見つけました。
 「下手な選手がいるなら、巧くなれるように助けてあげればいい。
 私は、試合には勝ちたいけれど、ただ強いだけのチームに入ってチャンピオンになりたいとは思わない。
 『一緒に戦いたい』と思える仲間がいるチームで、一番を目指したい。」

 チームプレーが求められる競技だとどうしても「試合に勝つ」ことを優先にし、「上手な選手」ばかりが集まればいいと考えてしまいがちになりますが、このような発言ができる宮間選手は素晴らしい人だなぁと思いました。

 「全ての人には個性の美しさがある」(ラルフ・ワルド・エマーソン)

 どんな人にも、その人にしかできない役割があり、その役割を見抜いたときに、「なでしこジャパン」のような強いチームができるのでしょうね。一人一人が“自分にしかできない役割”を認識することで、異なる個性を持つメンバーの強みが活かされ、弱みを支えあえることのできる職場になることのように思いました。私もその役割をしっかりと認識していきたいと思っています。