上勝町ゼロ・ウェイストセンター

 経理・事務を担当しています黒田です。

 7月1日から全国一律でプラスチック製レジ袋の無料配布が禁止となりましたね。SNSなどでは「プラスチック削減にどれほど効果があるのか」や「マイバッグを洗わず使う方が感染症のリスクが上がるのでは」などなどと議論されているようですが、地球環境には少なからず良い影響を与えていく行動ではないかなぁと思っています。

 地球環境について検索していたところ、「上勝町ゼロ・ウェイストセンター」という施設のことを知りました。2003年に自治体として日本で初めての『ゼロ・ウェイスト(Zero=0、Waste=廃棄物)宣言』を行われ、ごみ自体を出さない社会を目指し、上勝町ではごみ収集を行わず、生ごみなどはコンポストを利用し、各家庭で堆肥化。瓶や缶などのさまざまな「資源」を住民各自が『ごみステーション』に持ち寄って45種類以上に分別、そして『ゼロ・ウェイスト宣言』から17年経過した現在、リサイクル率80%を超えているそうです。

 「空気を意識し 水を意識する時は 空気や水が汚れている時 
  意識をしないほうが自然 空気や水だけでも 意識しないですむ あたりまえの世の中でありたい 
  自然がいい 自然がいい」(相田みつを)

 新型コロナウィルス騒動、大雨による災害、全国各地での地震の発生などなど、日常生活においてさまざまな事を意識しながら過ごさないといけなくなってしまい、なかなか落ち着かないですよね。自治体や国の取り組みも大切ですが、まずは私たち一人一人ができる範囲で“環境に優しい”ことを考え、少しずつ生活に取り入れていくことも大切なように思っています。そして、未来の人たちが空気や水などを意識することなく生活できる世の中になって欲しいです。