小瓶に隠されたこだわり

 経理・事務を担当しています黒田です。

 先日ある番組で「小瓶に隠されたこだわりに迫る」という特集で“ごはんですよ!”で有名な桃屋さんが紹介されていました。次から次へと新商品を競い合ってだす食品メーカーが多い中で、 「納得がいかなければ新商品をださない」という良品質主義を徹底されているとのことで、今年2月に発売された新商品が2年ぶりということに驚きました。

 「あなたが何をするにしても、それは些細なことでしょう。
  しかし、それをするということがとても大切なことなのです。」(マハトマ・ガンジー)

 「食の安全は絶対」と言われていた日本でも、ここ数年は思わぬところで消費者が裏切られていたということが度々起こり、「なにを信じて買えばいいのだろう?」と思ってしまう時もありました。2年間も新商品を出さないというのは、食品メーカーとしては大きな賭けのように思いますが、製法にこだわり続け、一つ一つの小さな事の積み重ねが長い年月が経つと大きな差になっていくようにも思いました。

 私も、勉強会に使われる資料のコピーを依頼され、コピーしたものを見るとちょっと不鮮明な部分があり、やり直そうかどうしようか?や、来訪された方にお茶を出すとき、夏だからといって冷たいお茶より体を冷やさない温かいお茶がいいのかどうだろうか?など、どちらも人によったら考えることもないくらいに些細なことだと思いますが、少し考えてしまうことがあります。

 一人一人ができることは些細なことが殆どだと思いますが、コピーを依頼してくれた方、そのコピー資料を配布された方、また訪問してくださった方がその時一瞬でもよい気持ちで過ごしてもらえるように、些細なことの一つ一つの積み重ねを忘れずにこれからも行動していこうと思っています。