保護犬猫

 経理・事務を担当しています黒田です。

 最近、保護犬猫の活動に少し興味をもち始め、保護犬猫の活動をされている方や家族として実際に迎え入れられている方のSNSを楽しんでいます。活動をされている方のSNSには偶に目をそらしてしまいたくなるような保護犬猫の写真などもあり悲しくなってしまうこともあります。その中で現在保護犬1匹・保護猫2匹と生活をされている編集者 小林孝延さんという方を知りました。

 小林さんは数年前、奥様が余命半年という告知を受けられ、家族から笑顔が消えた時、心配した友だちから「犬を飼ってみたらどう?絶対に家が楽しくなっていいよ」というアドバイスにより、家に本当の意味で福がやって来るようにという願いをも込めて保護犬“福ちゃん”を飼われるようになったそうです。

 「今、僕たち残された家族は、福を見習って未来でもない過去でもない、現在を精いっぱい生きることを大切にしています。保護犬を飼うことで、僕らは犬を一匹救ったように見えて、実は犬が僕らを救ってくれたのです」(小林孝延、病気の妻に寄り添う愛犬“福” わが家を太陽のように照らした Sippo2019.9.16)

 犬が大好きな私は、散歩されている犬を「可愛いなぁ~」と思いジーっと見てしまうことがあり、そんな時、犬の方も視線を感じ私の方を見てくれます。その見てくれた時の喜びは、気持ちが晴れないなぁと思いながら過ごしていた一日の最後を明るい気持ちにしてくれます。ついつい答えがない過去や未来について考えすぎてしまい、今この瞬間を精一杯生きるということを忘れがちになってしまう時があります。福ちゃんを見習って、今を精一杯いきることを大切にしていきたいと改めて思いました。