みいちゃんのお菓子工房

 経理・事務を担当しています黒田です。

 14歳の店長兼パティシエ みいちゃんをご存知ですか?
 「みいちゃんのお菓子工房」としてテレビで紹介されていたのを何度か観たことがあり、先日お菓子工房のHPをゆっくり拝見しました。みいちゃんは、極度の不安病で、自宅以外の集団生活の場では自分の体が自分の意思で動かせない「場面緘黙症」の症状と今も闘っておられます。小学4年生までは1日飲まず食わずで頑張って学校に通ってられたそうですが、とうとう小学4年生の時に学校に行けなくなり、その時“社会から閉ざされることがないように”とご両親が新しく買い与えた携帯に料理やお菓子のレシピが検索できるレシピを入れられ、それから人が変わったようにひたすらお菓子作りを独学で始められたそうです。それから数か月後「みいちゃんはパティシエになってみんなを笑顔にしたい。いつか自分のお店を持ちたい」という夢を語られるようになったそうです。

 「それはビジョンじゃない。ゴールだ。本当のビジョンは何だ?」
                (ロバート・メイリー博士:山中伸弥さんの恩師)

 数年前ですが、私の中での大きな目標が達成できた時、「その後、私はどうしたかったのだろう?」と悩む時期があり、ビジョンを忘れ目標を達成することがすべてになっていた行動に反省したことを覚えています。今は、自分の仕事や日々の行動を通して、誰かを少しだけハッピーに、笑顔にできるといいなぁと思っています。その思いをいつも忘れないように日々を大切に過ごしていきたいです。