THANK YOU ICHIRO

 経理・事務を担当しています黒田です。

 3月、イチロー選手が現役引退を表明されましたね。いつかこの日が来ることは分かっていましたが、「最低50歳まで現役」という言葉を信じていた私には、急だったので寂しく思っています。

 同僚で愛弟子 ディー・ゴードン内野手の地元紙に出された新聞広告を読みました。
「あなたへお礼を伝えるのは、ツイッターやインスタグラムは適していないと思いました。だから、わたしはこういう形(新聞広告)であなたへの気持ちを表現しました。あなたの友情、教えがなかったら、そしてあなたが“秘密”を教えてくれなかったら(誰にも言わないよ)、いまのディー・ゴードンは存在しません」

 引退会見で「人望がないから」という理由で将来の監督就任を否定されましたが、この新聞広告もですが、いろんな方のイチロー選手に対するコメントを聞いていても、決して「人望がない」というのは違うと多くの人が感じておられるのではないでしょうか。

 「人望は、力量によって得られるものではありません。
  また、財産をたくさん持っているということで得られるものでもありません。
  その人の才能と知恵の活発な働きと正直な道徳心によって、徐々に得られるものなのです」(福沢諭吉)

 “人望がある”と思える人は、仕事やプライベートで関わっていく中、ただ単にいい人ではなく、厳しさもあり、長い年月をかけて徐々に思えるようになったように感じています。私自身、“人望がある”と思ってもらうには程遠いですが、最近、素直に人と接していきたいと思うことが多く、少しずつ行動にうつしています。

 因みに、「イチロー監督」が将来実現することを少し楽しみにしています。