紗栄子さん

経理・事務を担当しています黒田です。

2024年がスタートして約1ヶ月、胸が痛むできごとが続いていますね。            以前震災が起こった時、支援物資や寄付をどこにしたらよいのだろう?と悩んでいる間に時間が経ってしまっていた、という経験があります。今回の能登半島地震時、インスタグラムでタレントの紗栄子さんの支援活動を初めて知り、迅速な行動力と多岐にわたる優しい配慮に感動しました。

「2017年の九州北部豪雨の際には“九州魂”という災害支援チームにボランティアとして参加させてもらい、代表の吉田医師のもと、被災地でのボランティア活動を学ぶことができました。現地での対応もしかり、その前に動かなければならない支援物資の受付や取りまとめ、配布などのフローを、陣頭指揮を取られる吉田先生のその姿を持って学ばせていただきました。(中略)     応援してくださる方々に支えられている芸能人が持つ、この発信力や求心力を、有事の際こそ最大限に使うべきだとこの時確信に変わりました。この時期もまだ、私がSNSで発信することに対しての非難の声は多かったですが、それでも自分の発信で少しでも支援の輪が広がっていくことを願い、発信を続けました。(中略)                             今回起きた能登半島地震で、支援金受付の投稿をみなさんが拡散してくださったことで支援の輪が瞬く間に広がったことも、「偽善」や「売名」などの言葉に怯え、発信することに引け目を感じていた社会の風潮が、いつのまにか私だけでなく皆さんにもなくなってきたことを強く感じます。」(一般社団法人Think The Day 代表 紗栄子からのメッセージより)

「たくさん持っている人が豊かなのではなく、たくさん与える人が豊かなのだ」                                (エーリッヒ・フロム)

SNSが当たり前になっている現代社会、一つの発信を良い方にも悪い方にも受け取られてしまい、SNSの難しさを感じることが多々あります。今回SNSを通して紗栄子さんの支援活動を知ることができたことにより、紗栄子さんのようにたくさん与えられる人でありたいと改めて思うことができました。日々生活をしているとさまざまなことが起こりますが、“目の前の人に何を与えられるのか?”と問い続けながら過ごしていきたいです。

僕が一番欲しかったもの

経理・事務を担当しています黒田です。

あけましておめでとうございます。                            この度の地震により、犠牲となられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、そのご遺族さま、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。また、被災地域の一日も早い復興をお祈りいたします。

少し前、YouTubeで槇原敬之さんの「僕が一番欲しかったもの」を久しぶりに聴きました。槇原さんに対してはさまざまな意見があるかと思いますが、よい歌詞を書く方だなぁと改めて思いました。

「さっきとても素敵なものを拾って僕は喜んでいた                       ふと気が付いて横に目をやると誰かがいるのに気付いた                   その人はさっき僕が拾った素敵なものを今の僕以上に必要としている人だということが分かった 惜しいような気もしたけど僕はそれをあげることにした                  (中略)                                        結局僕はそんなことを何度も繰り返し最後には何も見つけられないまま            ここまで来た道を振り返ったら                              僕のあげたものでたくさんの人が幸せそうに笑っていて                   それを見た時の気持ちが僕の探していたものだとわかった                  今までで一番素敵なものを僕はとうとう拾うことが出来た」                (槇原敬之:僕が一番欲しかったもの)

終りがみえないロシアのウクライナ侵攻、昨年後半にはイスラエルとパレスチナが事実上戦争という状態、SNSという場が匿名であることをよいことに言葉を選ぶことを忘れておこなわれる誹謗中傷。

「幸福のために頑張っても幸福は逃げ、目の前の一人の人のために一生懸命になると              幸福が訪れる。それが幸福の面白さなんですね」(河合隼雄)

一人ひとりは微力で、今、世界や日本で起こっていることに一人で立ち向かうことは難しいですよね。弱いからこそ協力しあい、一人でも多くの人が幸せそうに笑っていれる世の中になって欲しいです。誰かに素敵なものをいつもあげることができる優しさを持ちながら今年も過ごしていきたいと思っています。

年末年始の読影体制について

本年は12/29(金)午後5時までとなります。
 29日の検査で年内に結果が必要な場合は、午後5時までに緊急で
 お出しください

来年は1/4(木)からとなります。
 年末年始に送付された検査の読影は1/4からとなります。
 (それまででも検査の送付は可能です)
よろしくお願い申し上げます。

師走

経理・事務を担当しています黒田です。

今年も残すところ僅かとなりましたね。

皆さんにとってはどのような一年になりましたでしょうか?

仕事面では10月1日に導入されたインボイス制度、私生活面では愛老犬君と向き合う日々、これらが私にとって大きな出来事でした。

とくに愛老犬君と向き合うことは、私にもおとずれる老後について考える機会になっています。たとえば、美味しいと食べられることがどれほど大切で有難いことなのか、歳を重ねていく中で穏やかな心で過ごせる時間があるということがどれほど幸せなことか、できたことが出来なくなっていく自分の姿をどのように受け入れていくのか、などなど。もちろん犬は言葉をもたないので、彼の姿をみながら私が一人で考えていることばかりですが。

「生きて、いつか死ぬのが人間のあたりまえだ。“いい時間”があったなぁと思えるならば、それはきっと“いい人生”だったということだろう。幸福というのは、“いい時間”を過ごすことではないか。“いい時間”をもたらすものを、人はもとめている」(ほぼ日刊イトイ新聞 2019年10月16日)

「世の中のことはすべて心の持ちよう一つで どうにでもなる」(渋沢栄一)

不安や怒りなどのマイナスな感情をもちながら過ごす時間ってもったいないですよね。新しい年も前向きに、気持ちを明るく持ち続けられる時間を多く過ごしていきたいと思っています。

腕時計

経理・事務を担当しています黒田です。

みなさんは腕時計をつけておられますか?

時間の確認をするだけならスマホで事足りる現在、私は常につけています。だからといって、腕時計自体にはこだわりはなく、時間の流れを意識し、いつも感じているためになくてはならないものです。

「昨日は昨日、今日は今日、明日は明日、これまでのことや、これからのこと、いろいろ気になることはあるけれど、思考や感情を手放して目の前の1日をただ過ごす。
今日の1日は今日だけのもの。
重い荷物はひとまず置いて、今を大切に過ごしたい。
少し身軽になった心と身体には、また頑張る力が湧いてくる。
力が溜まった自分から見れば、もう荷物は必要ない物になっているかもしれない。
目の前の1日をただ過ごそう。」(三山不動産 1日を 2023.5.19)

「その日その日が一年中の最善の日である」(エマーソン)

今年も残り2ヶ月を切ってしまいました。停滞状態だったパンデミックの3年間を取り戻すかのように、今年はたまにブレーキがかかりながらも、かなりのスピードで動いていました。一番の変化は「自分が思うほど人は気にしてない!」と悩みかけたら自分にこのように言い聞かせて割り切ることができるようになったことのように思っています。だれにも平等に与えられている1日24時間という時間、目の前の1日をこれからも大切に過ごしていきたいです。

幸せは複数形

経理・事務を担当しています黒田です。

コロナ禍の長い3年間を経て、ようやく明るい出口が見えたと思っていたのに、日本も世界も明るく、そして気持ちが晴れるような話題が少ないですよね。

「幸せな人は、他の人も幸せにしてしまう。
幸せは心が決めるというけれど、その前に、幸せである態度が必要です。
それは、他人を喜ばせるような態度です。
笑顔だったり、傾聴の姿勢だったり、元気だったり、明るかったり、溌溂とした言動だったり。
ここがなければ心が幸せを決められない。
それは、他人の幸せな姿を見て、自分の幸せだと判断するからです。
隣にいる人が不幸な姿だったら、自分は幸せを素直に喜べないからです。
幸せはいつでも複数形なのです。
自分も他人も幸せである時、私たちの幸せは実感できるというものです。
自分の周りを幸せにしよう。そこからしか人生は始まらない。
自分だけが幸せなんて、そんな寂しいことはないからです。」(三山不動産 幸せ 2022.11.15)

たびたび登場する愛老犬君は目も耳もかなり不自由な状態になっているのですが、笑いながら明るい声で彼に話しかける毎日を過ごしていると、自分の気持ちも常に明るくいれるようになってきました。

「幸福というものは、一人では決して味わえないものです」(アルブーゾー)

もちろん元気になれない時もありますが、せっかくコロナ禍という長いトンネルの出口が見えたのですから、誰もが幸せを実感できることが多い世の中になって欲しいです。私も幸せである態度を忘れずに日々を過ごしていこうと思っています。

“脱・すいません”しませんか?

経理・事務を担当しています黒田です。

少し前、なんの迷いもなく使っていた言葉が適当でないことを知り、言葉遣いの大切さを以前よりも感じています。言葉は遣い方によって救いにもなりますし、凶器にもなりますよね。

なるほどと思う文章を読みました。
「“すいません”という言葉が気になっています。(中略)どこでもいつでも使ってしまう“すいません”が、本当にそれでいいのだろうか?と、とても気になったのです。お店で追加の飲み物を頼む時“すいません”、エレベーターを開けて待ってくれていた時“すいません”、歩いていてうっかり人にぶつかってしまった時“すいません”。
私は頻繁に“すいません”を使うのですが、上の例では一つ目のようにお願いする時、二つ目のように御礼を云う時、三つ目のように謝る時、など、それぞれ異なる意味で“すいません”を使っています。一つ目は「お願いします」、二つ目は「ありがとうございます」、三つ目は「ごめんなさい」と云うべきではないか?そうしないととてもテキトーに自らの意思や気持ちをごまかして表現していないか?と思うに至りました。そう考えて、数日前から“すいません”は一切使わずにそれぞれの状況に応じた言葉を使ってみようと考え、それを実行に移しました。(中略)今後どうなるか分かりませんが、言葉は大切にしたいと思います」(松本大のつぶやき 脱・すいません 2023.4.10)

私も“すいません”を頻繁に使っています。この文章に書かれているように、テキトーに自らの意思や気持ちをごまかして表現していますよね。

「言葉遣いは無料でできるオシャレ」(カズレーザー)

オシャレをする時、鏡に映る自分を見ながら「この服かなぁ?」「いや、この服の方が良いなぁ」などなど楽しい時間ですよね。不安を煽られる言葉を耳にする機会が増えていますが、どのような状況でも前向きに綺麗な言葉を遣い、無料でできるオシャレを楽しみながら人生をより明るいものにしていきたいです。

買い物

経理・事務を担当しています黒田です。

皆さんは長いあいだ着なくなった服はどうされていますか?
シーズン初め「今年は着る!」と出してきた服、シーズン終わりに「今年は着なかったけれど、来年は着る!」とその服を収納する・・・この繰り返している服も少なくありません。ミニマリストにはほど遠いですね。

買い物ってそうだなぁと思える文章を見つけました。
「作った人が、“私はこういう考えで、作りました”と、表明してるんです。“君のその考えに一票!”といって手に取る。これがぼくの買いものです」(糸井重里 第2回:商品が報われる瞬間 6人の買いものマインド、座談会。買いものの謎。)

物には作った人や売った人のさまざまな思いが込められていて、その思いに1票を投じてしまうとなかなか手放せないですよね。

「買い物とは。人にとって必要なエネルギー源であり、
心の栄養であり、コミュニケーションであり生きる喜びである」(石田ゆり子)

買い物だけに限らず、読書や食事などで必要なエネルギー源・心の栄養をためて、生きる喜びを忘れずに日々を過ごしていきたいです。

3年ぶりの夏

経理・事務を担当しています黒田です。

3年ぶりにマスクをしなくてもよい夏がきましたね!
今年は物価の値上がりを始め、雇用保険料率も昨年に引き続きアップしたり・・・ネガティブなニュースが多く、「日本への将来不安」を耳にする機会が以前にもまして増えてきているように感じます。

なるほど、と思う文章を読みました。
『起業した頃は、(中略)やっていないのに、時折「できない」って断定する人々と多く出会ってきた。おそらく、その人の中では様々な知識や情報を掛け合わせて、「できない」と想定しているわけだが、本当にやってみたことがない人たちだった。「やったことないのに、外野から“できない”っていう人たちは、何が目的なんだろう?やるから見とけ」って日記に書いたりしていた笑。
そして、「やってみたけど、ダメだったんだ」って途中で歩くことをやめてしまう人や考え方とも、起業して数年経つと多く遭遇するようになってきた。問題にぶち当たった時に、次の選択肢やアクションが無限にあるのに、「これがダメだったから、もうだめだ」と悲壮感たっぷりに言う人たちや思考との出会いは、私にとって「本当なのかな?」の連続だった。
「諦めない力がありますね」ってよく言われるが、感覚としてはそういう精神力とはちょっと違う。「他にも方法あるんじゃない?全部やってみた?」っていつもいつも途上国で聞いていたことを思い出す。私たちは、とても限られた情報や選択肢の中で「やる・やらない」を決断していると思う。この選択肢の出し方や数が、人が物事を続けるかどうかで圧倒的に重要なのに「精神力」になぜかまとめられてしまうことが多い。起業当初、私がバングラデシュの生産委託工場で何度か裏切られていた時、「自社工場でやってみる」という選択肢をとったが、その選択は、「あり得ないもの」として他の人にはうつっていた。そうだろうか?』(山口絵理子 17周年. Note 2023年3月9日)

パンデミックの影響もあり、事務関係の公的な提出書類はほぼ電子処理に移行されました。もちろん今まで通りの紙・郵送ベースでも受け付けてもらえますが、基本は電子処理です。そういう面に長けていないため私は、悪戦苦闘しながらもなんとかすべて電子処理対応することができました(多分?)・・・その結果「やれば出来るんだ」という気持ちで少しずつですが自信にも繋がってきているように感じています。

「“できなくてもしょうがない”は、終わってから思うことであって、途中にそれを思ったら、絶対に達成できません」(イチロー)

日常生活において、出来ないこと・不安なことなどなど考えるとキリがありませんよね。限られた情報や選択肢の中だけで諦めたり・できないと判断することなく、“できるんだ!”という気持ちを忘れずに何事にもトライして、前向きに過ごしていきたいです。

芦田愛菜ちゃん

経理・事務を担当しています黒田です。

 最近、芦田愛菜ちゃんをコマーシャルで観る機会が多くなったなぁ、と思っています。デビューされた子役の時から知っているので、勝手に愛菜ちゃんのおばちゃん感覚で応援しています。

 “信じる”ことについて聞かれた時の芦田愛菜ちゃんのコメントが印象に残っています。

「“その人のことを信じようと思います”っていう言葉ってけっこう使うと思うんですけど、それがどういう意味なんだろうって考えたときに、その人自身を信じているのではなくて、自分が理想とする、その人の人物像みたいなものに期待してしまっていることなのかなと感じて。だからこそ人は“裏切られた”とか、“期待していたのに”とか言うけれど、別にそれは、その人が裏切ったとかいうわけではなくて、その人の見えなかった部分が見えただけであって、その見えなかった部分が見えたときにそれもその人なんだと受け止められる、“揺るがない自分がいる”というのが信じられることなのかなって思ったんですけど。でも、その揺るがない自分の軸を持つのは凄く難しいじゃないですか。だからこそ人は“信じる”って口に出して、不安な自分がいるからこそ、成功した自分だったりとか、理想の人物像だったりにすがりたいんじゃないかと思いました」(芦田愛菜「信じる」が中国人も称えるほど深い訳:東洋経済ONLINE 2020/9/11)

 人にはいろいろな側面がありますよね、だから人と繋がることは面白いんだなぁと思っています。その逆ももちろんあり、その時は愛菜ちゃんが仰っているように、自分が理想とするその人の人物像に勝手に期待してしまっているのでしょうね。

「人を信じよ、しかし、その百倍も自分を信じよ」(手塚治虫)

 パンデミック後の今、日本も世界も心落ち着かないニュースが本当に多いですよね。このような世の中だからこそ、日頃から人と向き合い、考え、悩みなどという試行錯誤を繰り返し人を受け入れられる優しさを得られるように、自分自身ともしっかり向き合って過ごしていきたいと思っています。