経理・事務を担当しています黒田です。
先日、小学校低学年くらいの男の子がバスを降りる時、運転手さんに「ありがとう」とお礼を伝えたところ、運転手さんが大きな声で「ありがとう。また乗ってね。」と仰り、その場にいた私も自分に言ってもらえたかのように嬉しい気持ちになりました。京都市バスは、後ろ乗り・前降りのワンマンカーで、運賃は降りる時に運賃箱に入れます。私も降りる時はいつも「有難うございました」と言っていますが、おそらく運転手さんに聞こえるか聞こえないかのような小さな声です。こんなに大きな声で「また乗ってね」と言ってもらえたら、「この運転手さんの運転するバスにまた乗りたいな!」と思ってしまいますよね。
「感謝する技術とは、あなたの感謝の気持ちに手や腕や脚をつけ、声を加えることで感謝することである。
感謝する技術とは、他人も幸福にしようと努力することで自分の幸福を感謝することである」
(W.A.ピーターソン、アメリカの作家)
「ありがとう」と感謝をする気持ちをもっていても、相手が身近な家族だったり、公共の場で出会う人だったりすると、恥ずかしいという気持ちの方が勝ってしまい、口に出して言うことを躊躇ってしまったり、小さな声でボソボソと言ってしまう時ってありますよね。この運転手さんのように、大きな声で感謝の気持ちを伝えられる人って素敵ですし、周りの人の気持ちも明るくしてくれるものなんだなぁと改めて思いました。私もバスの運転手さんへの「ありがとう」、もう少し大きな声で伝えます。