ものさし

 経理・事務を担当しています黒田です。

 先日、Skypeでアメリカに留学している姪と久しぶりに話をしました。普段はLINEで簡単な連絡を取っているので、私の中では数か月前まで日本にいた彼女のままだったのですが、話をしていると彼女なりに成長しているんだなぁと少し嬉しく思いました。たとえば、出身国が違う8人のハウスメイト、そのうちの1人が食べた食器をそのまま流し台においたまま何日も過ごしているそうです。最初は「どうしてすぐに洗わないのだろう?虫が発生するじゃない!」と思っていたそうですが、こういう習慣の人もいるのだと思い、 “個々の性格もあるけれど、日本人ほど他国の人は細かいことを気にしない”、という結論に達し、気が楽になったそうです。

 「他人のものさし 自分のものさし それぞれ寸法がちがうんだな」(相田みつを)

 日常生活の中で、「他人のものさし」と「自分のものさし」は違って当たり前と分かっていながら、ついつい共通のものさしを持っていると勘違いして揉め事が起こってしまう、という経験ってありますよね。最近ではメールやSNSでのやり取りをしている時、「私だったら直ぐに返事をする内容なのに、どうして返事をくれないのだろう?」と自分のものさしで測ってしまうことが偶にあり、後から反省をしています。これからは、長くて柔軟性があるものさしを持ち続けることができるように、気を付けて自分を観察していきたいと思っています。