渋野日向子選手

 経理・事務を担当しています黒田です。

 8月、女子ゴルフのメジャー大会で渋野日向子選手が優勝したことが大きな話題になりましたね。好きだった宮里藍選手が引退され、女子ゴルフの大会も年々減り、大会をテレビで観ることもほとんど無くなり、渋野選手のことは今回初めて知りました。“スマイルシンデレラ”と名付けられたように、プレー中もですが、会見時も、本当に笑顔が素敵な選手だなぁと思いました。

 渋野選手の帰国会見時に印象に残った言葉です。
「プロゴルファーはギャラリーがいて、見せる競技。楽しんでもらうために自分が心の底から楽しんでやらないと、周りも楽しくない。そこは心掛けています」

 “プロゴルファーが移動するとギャラリーも一緒に移動できる”という経験はありませんが、憧れますよね。その選手のプレー中の感情を近くで感じることができ、また、その選手の人となりも垣間見ることが出来るように思います。

 「晴れた日は晴れを愛し、雨の日は雨を愛す。
   楽しみあるところに楽しみ、楽しみなきところに楽しむ」(吉川英治)

 この夏も体温より高い気温の日が続き、誰と会っても、まずは最初にこのお天気についてマイナスの言葉を使うことが多かったように思います。でもこの言葉のように考えられると前向きな気持ちに方向転換させてくれますよね。晴れた日であろうが、雨の日であろうが、今日という日は二度と戻ってきません。渋野選手のように心の底から楽しみ、周りの人たちにもその楽しみが伝わるように、一日一日を大切に過ごしていけたらと思います。