面白そうだなと思うことはとりあえずやってみる

 経理・事務を担当しています黒田です。

 8月、あるテレビ番組で作家 林真理子さんが特集されていました。私の中で林真理子さんは正直、以前から同じ女性として良くないイメージがありました。彼女の本を読んでも、どうしてもこの良くないイメージが先行していました。今回30分間という短い特集でしたが、その中で林さんから出る言葉がすごく素直で、色々な人の気持ちを代弁しているような気がし、少しですが身近な女性に感じ、以前からの良くないイメージもなくなりました。また、もうすぐ還暦だそうですが、現状に甘んじることなく常に努力を続けている輝く女性作家さんだと思い、もっと彼女の本やエッセイを読んでみたいなぁとも思いました。

野心のすすめ (講談社現代新書)

 林さんのいくつかの言葉の中で、
「やってしまった後悔は心に傷は残るがやがて癒える。
 やらなかった後悔はいつまでも消えない。
 面白そうだなと思うことはとりあえずやってみる。」
という言葉が一番印象に残っています。

 この言葉は、ニュアンスは違いますが私にも経験があります。以前にブログで書きましたが、今ある資格取得を目標に勉強しています。スタートした年齢は一般的には遅いと思いますし、暗記量などかなりのボリュームがある試験なので、年々厳しく感じています。8月に本試験がありましたが、試験2~3ヶ月前は模擬試験のオンパレードとさまざまな焦りなどから、それまで維持していた順位が維持できなくなってきて、「これは私には向いていないのでは・・・」とか「体力的にきついよね・・・」などなど弱音を吐く日々も多かったように思います。

 でもいざ本試験会場に行けば、私よりも明らかに年齢が上の方もたくさん居られ、その方達が黙々とテキストなどを読まれている姿をみて、なんだか試験前に弱音を吐いていた自分を恥ずかしく感じました。

 同じ試験を受けている友達の年齢も20歳代前半~50歳代と幅広く、その資格取得後の夢や進路はさまざまです。なので、本試験会場におられた方達も色んな理由があって受験されていると思います。でも、どんな理由でも、年齢などを理由にしてチャレンジせずに後悔するよりは、年齢に関係なく何事にもチャレンジすることは素晴らしいことだなぁと暑い試験会場で思っていました。