こんな時だからこそ

 経理・事務を担当しています黒田です。

 少し前、友達と夏の過ごしやすい洋服についてSNSでやり取りをしていた時、その友達から「冷房の効いている職場では手拭いを首に巻いているよ。手拭いはひざ掛けにもできるしおすすめよ」ということを聞きました。おそらく少しお洒落な手拭いを使っているのだと思いますが、「昔からある物って合理的に作られた物が多いなぁ」と改めて思いました。

 先日このようなブログを読みました。
「お中元とお歳暮、私はこの謎の日本の習慣はいつまで続くのだろう?と思った時期があるのですが、今思うに、アフターコロナの時代に、気持ちと経済活動をつなぐ、これほど素晴らしい仕組みもないように思えてきました。温故知新。日本には、文化的でありながら合理的に考えられた、いい習慣や行事が一杯あります。今更ですが、ちゃんと理解し、きちんと実行し、大切にしていきたいと思います」(松本大のつぶやき:2020年7月2日)

 今年は、全国各地でお祭りを始め多くの伝統行事が中止もしくは縮小されていますね。京都の夏の風物詩「祇園祭の粽(ちまき)」もその一つです。今まではそのお目当ての山鉾まで行って購入していましたが、山鉾にもよりますがオンラインや郵送での購入が可能となりました。購入する手段は変化しましたが、粽が玄関にないと落ち着かない私は嬉しかったです。

 「困難の中に、機会がある」(アルベルト・アインシュタイン)

 新しい生活様式の切り換えにより、“今まで通り”というのがなかなか難しくなったこともあるように思います。こんな時だからこそ、日本の昔からある良い習慣や物を改めて見直す良い機会かもしれないなぁと思っています。