僕が一番欲しかったもの

経理・事務を担当しています黒田です。

あけましておめでとうございます。                            この度の地震により、犠牲となられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、そのご遺族さま、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。また、被災地域の一日も早い復興をお祈りいたします。

少し前、YouTubeで槇原敬之さんの「僕が一番欲しかったもの」を久しぶりに聴きました。槇原さんに対してはさまざまな意見があるかと思いますが、よい歌詞を書く方だなぁと改めて思いました。

「さっきとても素敵なものを拾って僕は喜んでいた                       ふと気が付いて横に目をやると誰かがいるのに気付いた                   その人はさっき僕が拾った素敵なものを今の僕以上に必要としている人だということが分かった 惜しいような気もしたけど僕はそれをあげることにした                  (中略)                                        結局僕はそんなことを何度も繰り返し最後には何も見つけられないまま            ここまで来た道を振り返ったら                              僕のあげたものでたくさんの人が幸せそうに笑っていて                   それを見た時の気持ちが僕の探していたものだとわかった                  今までで一番素敵なものを僕はとうとう拾うことが出来た」                (槇原敬之:僕が一番欲しかったもの)

終りがみえないロシアのウクライナ侵攻、昨年後半にはイスラエルとパレスチナが事実上戦争という状態、SNSという場が匿名であることをよいことに言葉を選ぶことを忘れておこなわれる誹謗中傷。

「幸福のために頑張っても幸福は逃げ、目の前の一人の人のために一生懸命になると              幸福が訪れる。それが幸福の面白さなんですね」(河合隼雄)

一人ひとりは微力で、今、世界や日本で起こっていることに一人で立ち向かうことは難しいですよね。弱いからこそ協力しあい、一人でも多くの人が幸せそうに笑っていれる世の中になって欲しいです。誰かに素敵なものをいつもあげることができる優しさを持ちながら今年も過ごしていきたいと思っています。