朝の来ない夜はない

 経理・事務を担当しています黒田です。

 コロナウィルスの感染拡大は、日常生活の行動を見直す機会でもあるように思っています。今、職場のドアノブ等のアルコール消毒を1日2回しています。最初は「ドアノブ」のみにしか意識が向いていなかったのですが、自分の行動を確認してみると気になるところが数か所見つかり、私なりのアルコール消毒ルーチンが完成しました。

 コロナウィルスが世界中に拡がり始めた時、このような記事を読みました。
「日本の状況を見ていると、上からの指示を待ち、しかしそれが気に入らないと批判ばかりをして、ひとりひとりが自分で考えて責任を取って行動することが減っているように見えて、日本人はこんなにも子供になってしまったのか、とちょっと嘆かわしく思っていたのですが、世界中もあまり変わらない様子を見ると、少し安心したり、とっても心配になったり、複雑な気持ちです」(松本大のつぶやき:コロナと世界 2020年3月5日)

 現代社会において匿名で自分の思っていることをすぐに発信することが可能になり、一時の感情で批判などが簡単にできるようになっているようにも思います。もちろん批判なども各人の大切な意見ですが、「批判をする」前に自分が責任をもって行動をすることが出来ているのだろうか?と考える必要があるのではないかなぁと思っています。
 
「朝の来ない夜はない」(吉川英治)

 日常の行動が制限され、当たり前のことが当たり前ではない時間を誰もが過ごしている今、ストレスを多くの人が感じておられると思います。メディアやインターネットの情報だけに心を乱されることなく、一人一人が責任をもって行動をすることによって、新型コロナウィルス騒動の終わりが一日でも早く実現することを祈るばかりです。