スキルアップ

 経理・事務を担当しています黒田です。

 読影研修会が定期的に行われています。ただ、全員の先生方が交代で画像センターの撮像業務も兼任されているため、なかなか全員が同時に揃うことは難しく、2グループに分かれ、2日間にかけて行われることが多いです。

 私が知っている当初の読影研修会と、最近の読影研修会はスタイルが少しずつ変化してきているように感じます。一番変化を感じた所は「時間配分」です。以前は時間内すべてを同じパターンで行われるという形式だったように思うのですが、最近は同じ時間内でもインプットとアウトプットの両方を行われる形式の時が多いように感じましたので、直接、指導役の先生に聞いてみました。

 答えは、一つは「画像をみて、目を慣らす」、もう一つは「知識を入れる」という2つのパターンに分けて行われているということでした。やはり変化があったようです。

 毎回、読影研修会が行われる少し前から、担当の先生と指導役の先生が話し合われ、資料作りなどをされています。その中で改善・修正を加えられて、読影医の先生方にとってより有意義な読影研修会になるように進めていっておられます。

 このことを私自身に置き換えると…私はこの職場で、大きな枠組みでの仕事は決まっていますが、細かいところはほぼ全て任せていただいています。すべて私のやり方でさせていただけることは、本当に有難いことだと思っています。ただ裏を返すと、読影研修会が毎回話し合って改善・修正などを加えられているように、私も自らが仕事に対して改善・修正を加えることにより工夫をしたり、スキルアップをしなければ、仕事に対してもそうですが、またこれからの自分の成長も止まって、時間だけが過ぎてしまうのでは…ということも日々感じています。

 じゃぁ私が仕事でスキルアップするって、具体的に何をすること…?また、別の職場ではどのようなスキルアップをしている人達がいるのか?今まで“スキルアップ”ということについて深く考えたことはなかったですが、この際いろいろと調べてみました。続きは、また後日に。

アベノミクス

 経理・事務を担当しています黒田です。

 昨年末、自民党政権が復活し、第2次安倍内閣が発足され、最近では「アベノミクス」という言葉を聞かない日がないというくらい、「アベノミクス」が用語になってきていますね。

 私も少しばかり「アベノミクス」の恩恵を授かりました。

 「クリスマスプレートがもらえる」という安易な気持ちで、かなり以前に投資信託を契約したのです。ここ数年は「評価損」が当たり前となっていました。と、最近、解約手続きをしたのですが、株価などがちょうど上昇傾向にあったので、契約当初に比べればもちろん損をしていますが、昨年末からは数万評価が上がっていました。と、少し得した気持ちになりました。

 昨年の今頃と比べて、株価も上昇し、円安も進んでいます。ただ最近、少し株価の動き幅が大きすぎたり、不安定な値幅をする、という見方もされていますが、このアベノミクス効果が一時的に終わらず、世の中のために頑張って働く人が報われる社会になればよいですね。そうなると信じて、私も日々の仕事を頑張ります。

全体ミーティング

 先日、全体ミーティングがありました。イメージ・コミュニケーションでは情報共有のために必要時に全体ミーティングを行います。内容は来月からの予定であったり、もう少し先の中期的な話であったり、様々です。基本的に全員が対象で、ほとんどは私も入らせていただいているのですが、今回は内容的に読影医の先生方のみが対象だったので、別室で行われました。ということは、私だけが読影室にいるという状態です。

 その状態での、一番の不安は「電話が鳴ったらどうしよう…」ということです。

 その不安の理由としましては、イメージ・コミュニケーションにかかってくる電話はほぼ100%がご契約施設の技師さんもしくは主治医の先生方からです。たまに何かしらの勧誘の電話もありますが…。内容も診断や撮像方法についてのことがほとんどなので、医師ではない私が電話を出ても「??」という事は一目瞭然ですし、途中で先生に取り付いでみても、先方が同じことを2度言わないといけなくなってくるケースが発生してきます。

 当初は「私が電話を取った方が、他の先生方の負担にならなくていいのでは…」などと思っていました。しかし、電話の内容をそばで聞いていますと、私では判断も即答もできないので、今の状態がご契約施設の方々にとって一番スムーズなのだと最近思えてきました。

 イメージ・コミュニケーションの先生方、申し訳ございませんが、これからもよろしくお願いいたします。

気遣いと心遣い

 読影室では、症例カンファレンスが毎日11時、16時の2回行われています。各先生が他の先生の意見も聞いておきたい症例を提示し、皆で検討しています。そして、私はいつも同じ読影室でその様子を聞いています。

 2人おられる上の先生のどちらかが「そろそろ始めましょうか」という一言で始まります。「1日2回を毎日」というのは言葉であらわすのは簡単なのですが、継続するということはなかなか大変なことのように、同じ部屋にいて感じます。ほかにも至急読影の症例の場合には決まった時間まで待つことはできませんので、全てを一旦中断して行われることも度々あります。

 どのような症例にどれくらいの検討時間がかかるのか、そもそも各先生方の仕事ペースはどのような感じなのかなど、私にはまったく分かりません。でも様子を見ている限り、カンファレンスを始めるタイミングについてはお互いがそれぞれの今の読影状態などの様子を少しずつ伺いながら…という気遣いをされているように感じます。そして、カンファレンス中の言葉遣いも大切だと思いました。

 時間としては短いカンファレンスなのですが、お互いの気遣いとちょっとした言葉遣いが重なり合って継続することができているのではないかなぁと思ったりしています。

 私もついつい日頃、家族や身近な人達には気遣いが薄れていったり、雑な言葉遣いをしたりしています。ここでもう一度、誰に対してもきちんとした気遣いや言葉遣いができる人間でなければならないと改めて感じました。