野菜の移動販売

 経理・事務を担当しています黒田です。

 水曜夕方、帰り道で野菜などを小型トラックで移動販売されている方がおられ、気になりながらも長い間素通りをしていました。きっかけは忘れましたが、昨年後半頃からちょくちょくお野菜を買って帰るようになっています。買い続けている理由の1つには、販売されている方とはもちろんですが、その場に買いに来られている方とも、なんとなく会話が始まることに人としての温かみを感じている、ということもあるように思っています。

 当たり前のことが当たり前でなくなったこの3年間、ソーシャルディスタンスや自粛警察という言葉を聞く機会が増え、マスクやアルコールなどの買い占めによる価格の高騰などなど、なんとなく人間関係がギスギスした社会になっていたようなことを思い出します。長かったマスク生活も今年3月から緩和ムードになり、今月8日からは屋内外を問わず、原則として個人の判断に委ねる方針になりますね。

 「自分のことよりちょっと他人のことを考えるこんな事ができる人を心豊かな人という」(雪山隆弘)

 人間との繋がりを時には煩わしく思う時もありますが、人は一人では生きていけないですし、もちろん人のみでも生きられないですよね。人に対しても、環境に対しても思いやりを大切にすることができる心豊かな人間でありたい、と常に思っています。